科目名 歴史学
単位数 2.0
担当者 平和研究所 講師 竹本 真希子
履修時期 前期
履修対象 1・2年
概要 「歴史」とは何か、「歴史学」とはどのような学問なのかについて、古代から現代までのヨーロッパの歴史観、ドイツにおける歴史論争、日本の歴史学の発展を中心に講義します。歴史教科書や歴史小説・歴史ドラマ、あるいは人々の「記憶」と「歴史学」との関わり、歴史認識、方法論をめぐる議論も扱います。授業は講義を中心に行います。
科目の到達目標 歴史学の発展とさまざまな「歴史」の見方を学ぶことで、「歴史」に対する広い視野を身につけます。これにより現在の世界をより深く理解することができるようになります。
受講要件 特にありません。
事前・事後学修の内容 歴史とは単なる過去の大きな事件の羅列ではありませんし、ましてや人名や年号を暗記することで成り立つものではありません。歴史学が単に過去を追うだけのものではなく、人間の現在のあり方も問うものであることを意識し、一人ひとりに関わる問題として、関心をもって受講してください。毎回配布する資料をもとに、参考文献を読んでノートにまとめるほか、歴史に関する新聞・雑誌記事等を読むなどして講義に臨んでください。
講義内容 以下のテーマを予定しています。

第1回 ガイダンス 歴史とは何か
第2回 古代ヨーロッパにおける歴史認識 ヘロドトスとトゥキュディデス
第3回 中世ヨーロッパの歴史認識 キリスト教と歴史
第4回 近代における歴史認識の変化
第5回 19世紀の歴史学① ランケと歴史学の専門化
第6回 19世紀の歴史学② 先史時代と考古学
第7回 19世紀の歴史学③ マルクス主義と歴史認識
第8回 20世紀の歴史学① アナール学派の登場
第9回 20世紀の歴史学② ドイツにおける歴史学の発展 
第10回 20世紀の歴史学③ ドイツにおける「過去の克服」と歴史論争
第11回 日本における歴史学の発展① 近代以降の歴史学
第12回 日本における歴史学の発展② 「戦後歴史学」の発展
第13回 3.11後の歴史学
第14回 歴史とわれわれ 小説・ドラマと歴史
第15回 まとめ 歴史と現在
評価方法 定期試験および受講態度に基づいて評価します。試験は論述形式を主とし、与えられた課題について講義内容を踏まえたうえで受講者独自の論が展開できているかどうかで達成度をはかります。
教科書等 教科書:使用しません。内容に応じて資料等を配布します。
参考書:講義のなかで適宜参考文献を紹介します。
担当者プロフィール 20世紀のドイツ史、とくに平和思想・平和運動史を専門に研究しています。
備考