科目名 国際化時代の平和
単位数 2.0
担当者 竹本真希子(広島平和研究所講師)、広島平和研究所研究員
履修時期 後期
履修対象 1・2年
概要 広島の被爆体験をはじめ、世界が経験した多様な悲惨な体験とその記憶の継承、現在の社会への影響について学ぶことにより、悲惨な体験と記憶の継承が、平和の喪失から平和の創造へと転じる上で果す役割について考える。
科目の到達目標 世界のさまざまな悲惨な体験や人権抑圧などの事例がどのように記憶化され継承されているか、また現在の社会にどのような影響を与えているかを学び、広島の被爆体験を出発点としつつ、世界の多様な事例を踏まえながら国際的な平和を創造するための課題について議論する基礎知識を得る。
受講要件 特になし。
事前・事後学修の内容 日々世界で起こる多様な平和の喪失および平和の創造の事例に関心をもち、自ら調べる。
講義内容 第1回(10月2日) 広島から世界を見る眼――日本の戦争と広島 ・・・水本和実(広島平和研究所副所長・教授)
第2回(10月9日)広島・長崎への原爆投下と核の時代・・・水本和実
第3回(10月16日)原爆体験とトラウマ・・・直野章子(広島平和研究所教授)
第4回(10月23日)「被爆体験継承」を問い直す・・・直野章子
第5回(10月30日)民族浄化とジェノサイド・・・吉川元(広島平和研究所所長・教授)
第6回(11月6日)スターリン体制を考える(1):大テロルと「収容所群島」・・・湯浅剛(広島平和研究所教授)
第7回(11月13日)スターリン体制を考える(2):大飢饉、歴史の見直し、そしてスターリン再評価・・・湯浅剛
第8回(11月20日)ナチズムとホロコースト・・・竹本真希子(広島平和研究所講師)
第9回(11月27日)沖縄現代史:沖縄戦と軍事基地の形成・・・河上暁弘(広島平和研究所准教授)
第10回(12月4日)沖縄の現在:自治と尊厳をめぐる争点・・・河上暁弘
第11回(12月11日)韓国の民主化運動と現在・・・孫賢鎮(広島平和研究所・准教授)
第12回(12月18日)北朝鮮の人権抑圧・・・孫賢鎮
第13回(1月15日)勝利・敗戦の記憶と歴史認識・・・竹本真希子
第14回(1月22日)平和博物館と記憶の継承・・・竹本真希子
第15回(1月29日)討論とまとめ・・・竹本真希子
評価方法 平常点および学期末のレポート提出。
教科書等 教科書は使用しない。参考文献:広島市立大学広島平和研究所(編)『平和と安全保障を考える事典』(法律文化社、2016年)。参考文献はさらに講義内で適宜紹介する。
担当者プロフィール 広島平和研究所講師。ドイツ近現代史、平和思想・平和運動史が専門。
備考