科目名 人権教育論
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 大庭 宣尊
履修時期 前期
履修対象 3年次
概要 本講義は,差別問題・人権問題が私たちの日常生活と密接に関連しているという事実に立脚し,これらの問題に対して教育には何が可能で,何をなすべきかを,差別あるいはいじめといった具体的な状況設定に沿いながら検討していく。
科目の到達目標 ①人権や差別といったことがらについて関心をもち,それを概念的に理解できるようになる。②その理解をもとに,自分はいったい生徒に何を伝えるべきなのか,何が伝えられるのかについての思考を重ねる。
受講要件 特になし
事前・事後学修の内容 各時間,出席確認を兼ねた感想・意見・質問をコミュニケーション・カードに書いてもらい、それらに対して次の時間に応えるとともに,共有すべきと判断した意見などをレジュメに記載してフィードバックする。その意見などを熟読してし次回の講義に備える。また,関連するニュースや番組などを視聴したり新聞記事なども関心をもって読むことで,講義内容との関わりの中で自分なりの意見をもち,コミュニケーション・カードにその意見を反映させる。
講義内容 第1回:ガイダンスの後,ワークシートへの記述
第2回:人権教育と差別(差別とはいったい何か)
第3回:社会的現象としての差別(1):排除の構造
第4回:社会的現象としての差別(2):排除のプロセス
第5回:“違い”をめぐるせめぎあい
第6回:せめぎあいから見えてくる課題
第7回:差別の当事者とは誰のことか
第8回:差別が被差別者に強いるもの
第9回:部落差別・人権教育の歴史的背景(1):現在の状況にいたるには…
第10回:部落差別・人権教育の歴史的背景(2):「あの」物語から「今ここの」関係性へのフィードバック
第11回:《なくす》意志,《つくりかえる》意志と出会う:『水平社宣言』を読む
第12回:排除してきた世界と出会う
第13回:人権教育で大切にしたいこと(1):差別との関わりで
第14回:人権教育で大切にしたいこと(2):生徒とどう向き合うか
第15回:差別・人権をめぐる予言の自己成就
評価方法 コミュニケーションカード記載事項の内容・質+受講態度(30%)とレポート(70%)で総合的に評価。なお,レポートの課題は講義最終日に返却する各自のコミュニケーションカードに記述された事項を参照するパターンのものになる。
教科書等 教科書は使用しない。
各回,レジュメを配布。
参考図書は随時紹介する。
担当者プロフィール 広島修道大学人文学部教授
備考 【教職】教職に関する科目