科目名 日本論
単位数 2.0
担当者 佐藤深雪
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要 20世紀初頭に、夏目漱石は、自己本位と則天去私にもとづいた個人主義によって独自の立脚点を得た。ヘンリー・ジェームズにおけるヨーロッパとアメリカの関係と対比しながら、漱石の「私の個人主義」と「現代日本の開化」を中心に考察する。
科目の到達目標 20世紀初頭の世界史的な文脈の中で日本文化を考える
受講要件 20世紀の日本について関心をもっている学生、夏目漱石を読んでみたいと考えている学生。
事前・事後学修の内容 講義にもとづいて、学期末に、漱石の作品一つを取り上げたレポートを作成する。2000字程度。
講義内容 第1回 夏目漱石入門
第2回 自己本位と則天去私
第3回 「明暗」と自由間接話法 
第4回 「彼岸過迄」と枠物語
第5回 「現代日本の開化」「私の個人主義」
第6回 「夢十夜」とウィリアム・ジェームズ
第7回 作田啓一『個人主義の運命』
第8回 「坊っちゃん」と山姥
第9回 「門」
第10回 「それから」
第11回 映画「それから」を見る。
第12回 「道草」
第13回 「こころ」
第14回 「こころ」
第15回 まとめ



評価方法 2000字程度の学期末レポートと受講態度
教科書等 漱石の作品は青空文庫に収録されていますが、紙媒体が望ましい。
     
担当者プロフィール 日本文学・日本文化が専門領域である。人間がさまざまな形式を通して文化に参与する様態について、おもに物語形式を中心に考察している。
備考