科目名 エスニシティ論Ⅰ
単位数 2.0
担当者 准教授 田浪亜央江
履修時期 前期
履修対象 3年次
概要 〈エスニシティ〉とは実体的なものとして定義されるのではなく、集団間の接触や交流のなかで浮上する。本講義ではツーリズムや多国籍企業、また移民・難民といったキーワードから見える現代の〈エスニシティ〉だけでなく、比較的長いタイムスパンに視野を広げ、エスニシティに関わる理論とケースを取り上げる。それにより、現代の諸問題を分析する基本的な視座を示したい。
科目の到達目標 エスニシティに関わる理論の概要を知り、エスニシティを切り口に現代世界の諸問題を扱うためのリテラシーを養う。
受講要件 特になし。
事前・事後学修の内容 授業内容に関連する新聞記事や論文などを随時配布するので、各自読んで学習を深めること。
講義内容 1. オリエンテーション エスニシティとは
2. 〈エスニシティ〉概念の歴史的背景
3. 「人種」とエスニシティ
4. ナショナリズムとエスニシティ
5. 〈帝国〉とエスニシティ① 過去
6. 〈帝国〉とエスニシティ② 現在
7. 「エスニック・クレンジング」をめぐる議論
8. 「エスニック・クレンジング」とアルメニア人
9. ヨーロッパ社会と移民
10. ケーススタディ ヨーロッパ社会と多文化主義① 背景
11. ケーススタディ ヨーロッパ社会と多文化主義① 展開
12. ケーススタディ ライシテとムスリム移民① 背景
13. ケーススタディ ライシテとムスリム移民② 議論
14. エスニシティと現代世界
15. まとめ
評価方法 リアクションペーパー(40%)、レポート(60%)
教科書等 教科書は使用しない。授業で用いるパワーポイントの内容を一部ハンドアウトとして配布。
担当者プロフィール 中東アラブ研究Iを参照のこと。
備考 明らかに授業を聞かずに記入したリアクションペーパーは無効とするので、そのつもりで臨むこと。