科目名 エスニシティ論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 准教授 田浪亜央江
履修時期 後期
履修対象 3年次
概要 前期に引き続き、〈エスニシティ〉を切り口に世界の諸問題を考えてゆく。後期は、東アジアのエスニシティとナショナリズムを中心に、歴史的な背景をふまえながら考察し、参照事例としてユダヤ人問題とイスラエル国家を取り上げる。〈マイノリティ〉と〈マジョリティ〉という二項対立ではなく、私たちの生きる社会を複眼的に捉えるための視座を提示し、〈エスニシティ〉のはらむ可能性を探りたい。
科目の到達目標 エスニシティに関わる理論の概要を知り、エスニシティを切り口に現代世界の諸問題を扱うためのリテラシーを養う。
受講要件 エスニシティ論Iを履修済のこと。
事前・事後学修の内容 授業内容に関連する新聞記事や論文などを随時配布するので、各自読んで学習を深めること。
講義内容 1. オリエンテーション 現代日本社会と〈エスニシティ〉
2. 〈エスニシティ〉の名乗りとしての「在日」
3. 「在日」をめぐる表象
4. 植民地と「日本人」の境界
5. 植民地と「日本語」の境界 
6. 〈帝国〉とエスニシティ① 満州国再考
7. 〈帝国〉とエスニシティ② 〈満州国〉と現代
8. 〈ユダヤ人〉問題と日本
9. イスラエルにおけるエスニシティとネイション
10. エスニシティと〈オリエント〉
11. 「日本人」と移民
12. 沖縄とアジア・太平洋
13. 太平洋・核・エスニシティ
14. 原爆表象とエスニシティ
15. まとめ
評価方法 リアクションペーパー(40%)、レポート(60%)
教科書等 教科書は使用しない。授業で用いるパワーポイントの内容を一部ハンドアウトとして配布。
担当者プロフィール 中東アラブ研究Iを参照のこと。
備考 明らかに授業を聞かずに記入したリアクションペーパーは無効とするので、そのつもりで臨むこと。