科目名 イギリス文化論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 吉本和弘(非常勤講師)
履修時期 後期
履修対象 2年
概要 イギリスとアイルランドを描いた映画を題材にしてイギリスの歴史と文化、そして今日的な社会問題、あるいは異文化理解の諸問題について議論し、文化研究の基礎知識を身につける。毎回1本の映画を題材にして考察する。毎回の授業は学生のプレゼンテーションが中心となり、それに基づいて討論する。英語の字幕、英語の資料を多用し、発表は英語中心でおこなう。
科目の到達目標 イギリスの文化的特徴について学び、英語文化と異文化の関わりを考える。英米社会の背景知識やキーワード、英語の表現を学び、それを使えるようになる。
受講要件 映画が好きであること
事前・事後学修の内容 毎回、題材とする映画(全14 本)をそれぞれの授業前に見て、質問票に答えて来ることが求められる。映画を視聴する時間を授業時間外に設定する。全員がグループによる発表を行うので、そのための調査研究を十分に行い、配布資料を作るなどの作業が求められる。
講義内容 第1回 授業の説明、担当映画決定、グループ分け、発表日程の確認
第2回 『ハリー・ポッターと賢者の石』(ファンタジー、寄宿学校、階級社会)
第3回 『プライドと偏見』(ジェーン・オースティン、結婚と財産、階級)
第4回 『マイ・フェア・レディ』(階級と言語、男女差別、女嫌い)
第5回 『ミス・ポター』(児童文学の歴史、ナショナル・トラスト)
第6回 『恋に落ちたシェイクスピア』(エリザベス朝演劇、シェイクスピア、異性装)
第7回 『モンティ・パイソン』(イギリス的ユーモア、社会風刺)
第8回 『ゴスフォード・パーク』(階級社会、サーヴァントの世界、推理小説)
第9回 『リトル・ダンサー』(ジェンダー、サッチャリズム、ストライキ、北部と南部)
第10回 『秘密と嘘』(未婚の母問題、人種問題、喫煙問題)
第11回 『戦場に架ける橋』(イギリスと日本、第二次世界大戦、POW問題)
第12回 『007』(冷戦時代とイギリスの役割、ジェンダーなど)
第13回 『インドへの道』(植民地主義、ポストコロニアリズム)
第14回 『ベッカムに恋して』(イギリスとインド、スポーツ、移民問題)
第15回 『麦の穂をゆらす風』(アイルランドとイギリス、植民地支配)
  (取り上げる映画、順番は変わることがある)
評価方法 授業での参加、発表の内容、レポートを総合して評価する。
教科書等 『映画でわかるイギリス文化入門』松柏社、2500円+税
担当者プロフィール イギリス19世紀の大衆文学・文化(児童文学、写真術など)やイギリス帝国主義の歴史と文学の関係に関心を持っています。県立広島大学人間文化学部国際文化学科で教えています。
備考