科目名 日本研究Ⅱ
単位数 2.0
担当者 教授  ヴェール,ウルリケ
履修時期 後期
履修対象 2年
概要 本講義では、近・現代日本を中心に社会と宗教とジェンダー(文化的・社会的に作られた性差)の関係を考える。多様な宗教の教義や教団の組織などにジェンダーがどのように反映されているか。ジェンダー化された個人(「女性」、「男性」)は宗教に何を求めているか。幕末から現代までの間、宗教、ジェンダー、そして様々な宗教の男性像・女性像、それぞれの教団で活躍している、「男性」と「女性」の状況はどのように変ってきたか。これらの問題に光を当てることによって、日本社会の過去と現在について学び、世界の中の日本について皆で考えていきたい。
科目の到達目標 近・現代日本の社会・文化について「宗教」と「ジェンダー」という観点から考える。 今まで抱いてきた、宗教に対するイメージ,知識を再検討し、新しい知識・認識を得る。技法の面では、学術論文を批評的に読むこと、そしてあるテーマについての調査、発表、レジュメ(またはPPT)作成を練習する。
受講要件 とくになし。
事前・事後学修の内容 授業の事前学習として5回程の学術論文のリーディング、要約・感想文作成と、1回の発表の準備がある。また、授業での討論(グループワークなど)への積極的な参加が求められる。
講義内容 第 1 回 この授業について
第 2 回 宗教とジェンダー(イントロ)
第 3 回 日本仏教と女性 (資料:論文)
第 4 回 幕末・明治の新宗教と女性(資料:論文)
第 5 回 天理教におけるジェンダー(資料:ビデオ)
第 6 回 新宗教、ジェンダー、「家族」(資料:論文)
第 7 回 ある新新宗教と「母性」(資料:論文)
第 8 回 宗教、グローバリセーション、アイデンティティ(資料:論文)
第 9 回 創価学会における「平和」とジェンダー(資料:ビデオ)
第10回 個別の研究発表
第11回   “
第12回   “
第13回   “
第14回  “
第15回 総論

*履修者数などによりシラバスの変更の可能性がある。
評価方法 5本の学術論文に対する要約・感想文(40%)。口頭発表(40%)。授業への積極的な参加(20%)。
教科書等 参考書:井上順孝他編『新宗教事典』(弘文堂)1990年 等。
テキスト(5本の学術論文など)は授業中で配布する。
担当者プロフィール 出身はドイツで、専門は日本を中心としたジェンダー史研究。
主な研究・関心は、日本フェミニズムの歴史と思想、宗教とジェンダー、国民国家とジェンダー、戦時中におけるドイツと日本のジェンダー史、日本の反原発運動にみられるジェンダー、女性の平和運動・反原発運動とジェンダーなど。
備考