科目名 アフリカ研究Ⅱ
単位数 2.0
担当者 講師 目黒紀夫、非常勤講師 白井和子
履修時期 後期
履修対象 2年次以上
概要 前半(目黒)と後半(白井)とで担当者が交代して講義を行なう。
前半は、アフリカ各地のポピュラー音楽を題材にしながら、その音楽およびミュージシャンが生まれた背景を学ぶ。そして、それらの社会や文化のあいだにどのような共通点と相違点があるのかを検討する。
後半ではイギリスの人類学者ヘンリエッタ L.ムーアの著書『空間、テキストとジェンダー―ケニアのマラクェットの人々に関する人類学研究』を紹介する。これはケニア西部での現地調査にもとづく実証的なジェンダー研究である。
科目の到達目標 前半:ポピュラー音楽を例に「アフリカ」の多様性を理解するとともに、その多様性がどのような背景のもとに生まれてきたのかを説明できるようになること。
後半:どのような調査データをどのように分析し、どのように理論化するのかという学問的営為を学ぶ。またジェンダーという概念の理解を深化させる。
受講要件 「アフリカⅠ」を履修済みであることが望ましい
事前・事後学修の内容 前半:各回の講義の最後に、次回の講義までに視聴してくるべき動画と調べてくるべき事項を提示する。
後半:事前・事後学修のためプリントを配布する。
講義内容 前半:講師 目黒紀夫
第1回 「アフリカ」音楽聴き比べ
第2回 西アフリカから世界へ広がる「マンデ・ポップス」
第3回 東アフリカ海岸部で発展した「ターラブ」
第4回 南部アフリカで歌われる「チムレンガ・ミュージック」
第5回 「アフロビート」の創始者フェラ・クティ
第6回 アメリカで歌うマサイの四姉妹
第7回 前半のまとめ:ポピュラー音楽から考える「アフリカ」の多様性

後半:非常勤講師 白井和子
第8回 H.L.ムーアの著書(1996年)の概要
第9回 調査した民族と村の概要
第10回 エンド社会の世界観とジェンダー
第11回 社会の仕組み(父系クラン)と空間認識
第12回 社会の仕組み(年齢組)と時間認識
第13回 結婚と財の形成
第14回 賃金と西欧化
第15回 見えない女性
評価方法 前半:レポートによる。
後半:授業中の発言と期末試験による。
教科書等 前半:必要に応じて資料を配布する。
後半:必要に応じて資料を配付する。
担当者プロフィール 目黒紀夫:専門は環境社会学とアフリカ地域研究。東アフリカのケニアで野生動物の保全と地域社会の変容にかんして現地調査を実施。
白井和子:文化人類学専攻。西アフリカのコートジボワールで母系社会について現地調査を実施。
備考