科目名 応用言語論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 教授 岩井 千秋
履修時期 後期
履修対象 2年
概要 後期の応用言語論Ⅱでは、学習言語(第二言語)を実際に使うという観点から、個人や社会が直面する問題を取り上げます。具体的には後の講義内容に記載する4つの主テーマについて講義を行いますが、講義テーマにより関心を高めてもらう目的から、グループ課題などによるアクティブラーニングの要素を取り入れながら講義を進めます。また受講生参加型の授業を目指して、毎回の授業で出席クイズを実施するほか、アンケート調査なども適時行います。(授業形態「講義」)
科目の到達目標 1.応用言語学とはどのような学問であるかについて知識を深めること。
2.L2の学習・使用に対する関心を高め、自らL2学習者として学習した内容を実践すること。
3.言語を切り口に、国際学部生として世界や地域に関わる問題を考えること。
受講要件 特にないが、外国語の学習や使用に関心のある方を歓迎。遅刻は厳禁、心して授業に臨むこと。
事前・事後学修の内容 1.授業では相当量の参考資料を配布します。事前に読んで授業に臨むこと。
2.教科書の指定する箇所を事前に読んで内容をまとめた上で授業に臨むこと。
3.授業で焼く15程度の「自由課題」を出すので、このうち4つ以上に取り組み、課題を提出すること。
講義内容 次の内容を中心に授業を行う。(一部変更もあり。)
0 イントロ-応用言語論IIの概要(初回授業の冒頭)
テーマ1 「言語使用と応用言語学」
1 ことばはまるで「カメレオン」―言語と変種
2 語用論(Pragmatics)とは
3 会話の含意、協調の原理、ポライトネス理論1
4 会話の含意、協調の原理、ポライトネス理論2
5 語用論の応用-人はなぜことばで理解し合えないことがあるのか

テーマ2 バイリンガル研究の基礎 
6 バイリンガルとは?
7 バイリンガルを巡る様々な問題
8 コードミクシング、コードスイッチング

テーマ3 「ハイパー言語『英語』を取り巻く言語事情と応用言語学」
9 英語に対する4つの考え方
10 英語を巡るさまざまな論争1
11 英語を巡るさまざまな論争2

テーマ4 「世界の外国語教育政策」(順序は変更の可能性あり)
12 カナダのイマージョンプログラムとコアフレンチ
13 米国の English Only vs. English Plus
14 ヨーロッパのCEFRとアジアの状況
15 後期応用言語論のまとめ
評価方法 授業での課題(グループプロジェクトを含む、30%)、出席(10%)、授業参加度合い(20%)、学期末試験(40%)。 4回以上の欠席は、無条件で不可。
教科書等 岡本真一郎(2013)『言語の社会心理学』(中公新書)
授業で各種ハンドアウト配布。また、本講義用ウェブサイトで、適宜、推薦図書や参考文献を紹介。
担当者プロフィール 第二言語の学習・習得、使用についての研究。研究モットー:「言語は『観察だ』」。授業での口癖:「目標言語と恋に落ちよ!」毎朝勉強中の言語:「韓国語」(と「英語」)。週1で勉強中の言語「手話」。現在の研究課題: Oral communication and performance, and strategy use. 主要著書:『第二言語使用におけるコミュニケーション方略』。さらに詳しくは: http://chuck-hcu.jp/
備考