科目名 国際安全保障論Ⅰ
単位数 2.0
担当者 准教授 西田 竜也
履修時期 前期
履修対象 2年
概要  この科目は、安全保障を専門的に学習・専攻することを希望する学生に加え、一般教養として国際政治を学ぶ学生も幅広く対象とします。これまで「この科目のリーディング・アサインメントや課題は大変だった」との声を踏まえ、今年度からは内容を大幅に変更し、多くの学生にとって履修しやすいようにしました。
 前期は、安全保障に関する基礎理論や、北朝鮮核開発問題やシリア内戦など、現在世界で問題となっている事件に焦点を当てます。できるだけ楽しめるものとなるよう、ディスカッションやシミュレーションなどインターアクティブなやり方を取り入れたいと思います。
 この授業では好奇心とユーモアを発揮してください。 私も、皆が「この授業は面白い、とらなくては損だ」と思ってもらえるような授業にするつもりですので、ぜひ一度顔を出してみてください。
科目の到達目標  この科目は、単に安全保障に関する専門知識や理論を覚えることではなく、安全保障に関する様々な事例を通じて、自ら疑問を提起し、深く考えること促し、習慣付けてゆくことにその狙いがあります。安全保障の問題を深く追求・議論することで、物事を考えることを実践します。
受講要件  特にありません。国際政治一般に関心があれば十分です。授業では、とかく難しいと思われがちな国際政治の事件や理論をわかりやすく解説したいと思います。
事前・事後学修の内容  授業をよく理解できるよう、プリント配布します。
講義内容 1.はじめに
2.授業の進め方、授業に対する考え方
3.戦争や武力行使は悪なのか。悪だとすればなぜ悪なのか
4.戦争や紛争はなぜ起こるのか(1)
5.戦争や紛争はなぜ起こるのか(2)(囚人のジレンマと国際システム)
6.国際法は戦争や紛争を防ぐか(1)
7.国際法は戦争や紛争を防ぐか(2)(日本の領土問題)
8.国際経済と平和と安定はどのような関係があるのか(1)
9.国際経済と平和と安定はどのような関係があるのか(2)(環太平洋パート―ナーシップ協定(TPP))
10.民主主義は戦争や紛争を防ぐか?(1)
11.民主主義は戦争や紛争を防ぐか?(2)(アラブの春)
12.「文明の衝突」とは何か?衝突は回避できるのか(1)
13.「文明の衝突」とは何か?衝突は回避できるのか(2)(イスラム国や中国の台頭)
14.ディベート
15.まとめ
評価方法 平常点30%、授業準備30%、授業参加20%、レポート20%
教科書等 教科書:ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウエルチ『国際紛争:理論と歴史』(第9版)有斐閣、2011年; 小笠原高雪等編『国際関係・安全保障用語辞典』(第二版)ミネルヴァ書房、2013年、百田尚樹『カエルの楽園』新潮社、2016年
担当者プロフィール 国際関係理論、国際安全保障論が専門であるが、幅広く政治・経済理論を応用した公共政策に関心を持つ。外交実務、国連実務の経験もあり、理論の政策への応用に関心がある。
備考