科目名 国際関係史(朝鮮半島)Ⅱ
単位数 2.0
担当者 教授 金栄鎬
履修時期 後期
履修対象 3年
概要 朝鮮半島をめぐる国際関係について考えます。国家分裂と統一問題、軍事的対立と同盟の政治、戦争の記憶や人々の主観の作用、国際政治と国内政治の絡み合いなどに留意して、それらが朝鮮半島及び東アジアの国際関係にどのように影響しているのか、また、日本外交はこれにどのように対処してきたのかについて考えてみます。
科目の到達目標 Iの歴史的アプローチに対して、IIは問題別アプローチです。国際政治学のいくつかのアイデアを用いながら、国際問題・朝鮮問題・日本外交のいろいろな側面を切り取って考えてみます。
受講要件 率直な質問や意見を歓迎します。
事前・事後学修の内容 シラバスや講義で紹介する参考文献に意欲的に取り組んでください。新聞を読み比べてください。
講義内容 1 イントロダクション
§1 イメージと国際関係
2 対外認識(イメージ)と国際関係
3 朝鮮半島と日本をめぐるイメージ
4 戦争の集合的記憶の日韓比較
5 脅威認識と北朝鮮政策の日韓比較
6 脅威認識と同盟政策の日韓比較
§2 国際政治と国内政治
7 国際政治と人権・政治体制
8 東アジアの国際政治と内政問題
9 北朝鮮と東アジアの国際関係
10 戦後日本のアジア外交1
11 戦後日本のアジア外交2
§3 分断国家と国際関係
12 南北朝鮮関係の特徴と変化
13 分断国家の安全保障と東アジア
14 国際統合と分断国家の統一問題
15 韓国の統一問題認識
※ 国際政治の動向を見ながら、時々のトピックに差し替える場合があります。
評価方法 講義各回の受講票および期末レポート(または期末試験)による。
教科書等 教科書:特に指定しない。
参考書:
J.・W.・ダワー、G.・マコーマック『転換期の日本へ:「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か』(NHK出版新書、2014年)
広島市立大学国際学部国際政治・平和フォーラム編『世界の眺めかた:理論と地域からみる国際関係』(千倉書房、2014年)
金栄鎬『日韓関係と韓国の対日行動』(彩流社、2008年)
豊下楢彦『「尖閣問題」とは何か』(岩波書店、2012年)
屋良朝博『誤解だらけの沖縄・米軍基地』(旬報社、2012年)
山口智美他『海を渡る「慰安婦」問題―右派の「歴史戦」を問う』(岩波書店、2016年)
伊勢崎賢治『日本人は人を殺しに行くのか』(朝日新書、2014年)
担当者プロフィール 国際関係史(朝鮮半島)Iを参照。
備考