科目名 比較法制度Ⅰ
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 西谷 元
履修時期 前期 
履修対象 3年
概要 2009年5月までにわが国の刑事裁判に導入される予定である裁判員制度や、近年における犯罪被害者支援の状況等を念頭に置き、世界各国における裁判制度の紹介を行いながら諸国の法体系や法制度について講義を行う。これらに関して、歴史的な流れにも留意しながら、適宜視聴覚教材も使用しつつ比較法制度に対する理解を深めたい。
科目の到達目標 わが国の法制度が世界の法制度の中でどのような位置づけを与えられるのかについて、国際的視野の中から捉えられる力を涵養する。
受講要件 特になし
事前・事後学修の内容 授業への積極的な参加を期待します。
講義内容 1. ガイダンス ‐比較法制度とは?
2. 大陸法と英米法 ‐歴史的発展と現在の状況
3. 公法と私法 ‐刑法の位置づけをめぐる対立
4. 実体法と手続法 ‐各国における実体法優位と手続法優位
5. 大陸法の概要 ‐ローマ法、カノン法とゲルマン法
6. 参審制度 ‐フランス法とドイツ法における比較法的考察
7. 英米法の概要 ‐コモンローとエクイティ
8. 陪審制度 ‐イギリス法とアメリカ法における比較法的考察
9. わが国の法制度と法文化 ‐民事裁判と刑事裁判
10. 裁判員制度 ‐大陸法と英米法の交錯
11. 犯罪被害者支援をめぐる状況 ‐民刑分離から民刑調和へ?
12. 附帯私訴と訴訟参加 ‐イタリア法、フランス法とドイツ法
13. 国越犯罪への対応 ‐諸国のマネーロンダリング対策
14. 国際刑法の考え方 ‐国家性の原則と超国家的裁判制度
15. 期末試験
評価方法 期末試験に平常点を加点する。
教科書等 教科書:『これでわかる!?憲法』
担当者プロフィール 英語圏(ニュージーランド)、仏語圏(フランス)、独語圏(ドイツ)に留学経験があり、西欧文化圏に対して偏らない視野を持てるよう努力してきました。講義では、生活体験に基づいて得られた東西文化圏および西欧文化圏内での相違等についてもお話しできればと考えています。
備考