科目名 経営史
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 富永 憲生
履修時期 前期
履修対象 2年
概要 第一部では、近代企業を理解する前段階として世界史のなかでの近代企業、特に株式会社の成立・発展過程を説明する。第二部では、日本の産業・企業の発展過程、さらに第三部では具体的ケースとして自動車産業・企業を取り上げて講義をする。第二部・第三部では適宜広島地域の産業・企業を取り上げる。
科目の到達目標 現在は企業社会であるといわれるが、近代産業・企業がその置かれた環境の中でどのように生成発展してきたかを学ぶこと、さらに自動車産業等の事例を通して日本産業・企業の歴史、経営の特質を学び加えて広島地域の産業・企業への理解を深めることが本講義の目標です。
受講要件 特になし。
事前・事後学修の内容 新聞、テレビニュース等々で取り上げられる経済・企業の動きに関心を持ち、企業がどのような行動しているかを自分なりに考えること。
講義内容  第一部 近代的企業の成立・発展
1.近代的生産システムの発展(産業革命、家内工業、工場) 
2.個人会社から株式会社へ(個人会社、合名会社、株式会社)
3.株式会社の発展変容(多角化、事業部制、経営者支配、株主反革命)
 第二部 日本における産業・企業の発展
4.明治期における変革と発展(明治維新、諸制度の導入、)
5・大企業の時代へ(大企業、財閥)
6.戦後の変革(財閥解体、企業グループ)
7.高度成長と日本企業(技術革新、新産業)
8.石油ショック後の日本企業(日本型経営の変容)
 第三部 自動車産業の事例
9.国産乗用車の開発(自動車工業不要論、国産乗用車)
10.高度成長期の自動車産業(技術革新、マイカー時代)
11.石油ショックと自動車産業(燃費、輸出の激増)
12.海外現地生産の開始(貿易摩擦、現地生産)
13.マツダの事例 (三輪車、ロータリエンジン、フォード傘下)
14.自動車産業の補足とまとめ
15.第一部・第二部のまとめ
評価方法 期末試験(70%)
受講票・レポート(30%)
教科書等 教科書は特に使用せず、講義毎に資料を配布する。
参考書:大河内暁男『経営史講義』東京大学出版会、宮本又郎他『日本経営史』有斐閣、日本自動車工業会『日本自動車産業史』
担当者プロフィール 2013年3月に広島市立大学を退職し、現在同大学名誉教授です。
日本経済の発展史が専門ですが、近年は広島地域の明治以降の経済発展過程を研究しています。
備考 【地域志向科目】