科目名 日本画実習Ⅱ
単位数 10.0
担当者 准教授 荒木亨子
履修時期 通期
履修対象 美術学科日本画専攻2年
概要 授業形態:実習
設定される実習課題:古典作品模写、写生旅行、風景制作、人物制作、自由制作
・日本画実習Ⅱでは、日本画実習Ⅰで学んだ基礎的な日本画の知識や思考方法、技法材料研究を元に、より実践的な日本画制作として各自のテーマに応じた創作研究を行う。学生個々の表現的指向、能力を開発するため多様な課題による制作を中心に行い、絵画表現に必要な基礎を学ぶ。併せて写生旅行を行うなど、実践的研究を実施する。
・模写課題では日本画実習Ⅰの模写をふまえた、より高度な模写実習を行う。
科目の到達目標 ・模写課題:高度な模写に取り組むことで、古典的表現や、材料技法の知識を深める。
・制作課題:素描、制作準備、日本画導入部から作品完成に至る各段階で、各自の個性に応じたテーマや表現を追求しながら、       日本画についての知識、技術を習得する。
受講要件 1年次における日本画専攻の専門科目をすべて単位修得していること。
事前・事後学修の内容 ・日本画に限らず、優れた芸術作品に数多く触れる。
・スケッチ、素描など作品制作の基礎となる研究、学修を行う。
講義内容 前期
課題1 模写「随身庭騎絵巻」日本画実習Ⅰの模写をふまえた、より複雑・高度な模写実習
1 原本研究【関連図書や模本による基底材・描画材料の調査研究】
  制作準備【パネル、支持体、描画材料 等】
2 模写制作【古典技法研究、造形性、絵画性についての研究】
  技法材料研究【墨、水干絵具、朱 等】
3 模写制作【古典技法研究、造形性、絵画性についての研究】
  技法材料研究【墨、水干絵具、朱 等】
  講評会【講評(教員)作品プレゼンテーション(学生)、客観的な自己作品評価の研究】
課題2 写生旅行「丹後半島ー写生旅行」風景制作をふまえたスケッチを行う
4 スケッチ、素描
  制作計画【スケッチ場所の調査研究、基底材選定 等】、制作準備【スケッチブック、基底材、描画材 等】
  制作【技法、構図・構成、表現力の研究】
5 制作【技法、構図・構成、表現力の研究】
  講評会【講評(教員)スケッチのプレゼンテーション(学生)、客観的な自己作品評価の研究】
課題3 日本画制作「風景制作」丹後半島ー写生旅行でスケッチしたものを元に日本画制作(50号)
6 スケッチ、素描、制作計画【下図、基底材選定 等】 、制作準備【パネル、基底材、描画材 等】
7 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
8 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
9 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
  講評会【講評(教員)作品のプレゼンテーション(学生)、客観的な自己作品評価の研究】
課題4 日本画制作「人物制作」人物を主題とした日本画制作(50号)
10 素描、制作計画【下図、基底材選定 等】、制作準備【パネル、基底材、描画材 等】
11 素描、制作計画【下図、基底材選定 等】、制作準備【パネル、基底材、描画材 等】
12 制作計画【下図、基底材選定 等】 、制作準備【パネル、基底材、描画材 等】
13 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
14 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
15 日本画制作【技法・材料研究、造形性、表現力についての研究】
   講評会【講評(教員)作品のプレゼンテーション(学生)、客観的な自己作品評価の研究】

後期 
課題1 日本画制作「風景制作」  を主題とした日本画制作(50号)
1 素描、スケッチ 
2 制作計画【小下図、大下図 等】
3 制作準備【パネル、基底材、描画材 等】
4 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
5 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
  講評会 【作品のプレゼンテーション(学生)、講評(教員)】
課題2 日本画制作「人物制作」を主題とした日本画制作(50号)
6 素描、スケッチ 
7 制作計画【小下図、大下図 等】 
8 制作準備【パネル、基底材、描画材 等】 
9 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
10 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
   合同講評会(日本画専攻教員全員による)【作品プレゼンテーション(学生)、講評(教員)】
課題3 日本画制作「自由制作」各自テーマを自由設定したした日本画制作(30号)
11 素描、スケッチ 
12 制作計画【小下図、大下図 等】 
13 制作準備【パネル、基底材、描画材 等】 
14 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
15 日本画制作【技法・材料研究、表現性についての研究】
   講評会 【作品プレゼンテーション(学生)、講評(教員)】
評価方法 実習への取り組み姿勢、理解度を実習進度の段階ごとにチェックし評価の基準とする。提出作品により観察力、造形力、表現技術の到達度を点数化し評価する。各課題における作品提出を単位取得(可)の条件とする。さらに作品に感性の豊かさや表現の的確さが認められるものを(良)、優れたものを(優)、特に優れたものを(秀)とする。
教科書等 授業中に画集等の参考作品を必要に応じて提示
担当者プロフィール 荒木亨子・創画会会員
備考 ・各課題について事前に指定した用具、画材を用意すること。
・課題2「丹後半島ー写生旅行」では1週間ほど学外でのスケッチを行う。経費は受講者の自己負担とする。