科目名 彫刻実習Ⅲ
単位数 10.0
担当者 講師 田中圭介
履修時期 通年
履修対象 美術学科彫刻専攻3年次
概要 授業形態:実習
「実材制作1、2(導入・プランニング)」、「塑造(人体全身像)」からなる科目。

「実材制作1、2(導入・プランニング)」では、自身の制作テーマからなる彫刻作品制作のためのプランニングをする。表現したいイメージを彫刻として実現するために必要な、素材の選択・作業工程の段取り・コンセプトの強化などについて指導教員とミーティングを行い、実制作の計画を建てる。

「塑造(人体全身像)」では1、2年次に行った人体塑造(首像、胸像、全身像(小))の研究を基に、全身像の制作を行う。彫刻制作に必要な対象を構造的、立体的に把握する力を高め表現技術を向上さる。
科目の到達目標 1、2年次に習得した彫刻の基礎を駆使し、さらに高次な表現技術を体験し、卒業制作の準備となる基礎固め、応用力を身につけることを目的とする。
受講要件 1、2年次における彫刻専攻の専門科目をすべて履修し終えていること。
事前・事後学修の内容 1、2年次とは違い受け身の授業から、自発的、能動的な制作へと移行する。日常生活でも彫刻の研究、準備を怠らない心構えを持つ。
講義内容 【前期】
「 実材制作1(導入・プランニング)」 
(指導教員:教授 前川義春、教授 伊東敏光、教授 チャールズ・ウォーゼン、講師 田中圭介、助教 七搦綾乃)

第1週  課題説明、彫刻表現の展開に関する指導(作例紹介等)
第2週  プランニング・ 素材の選択
第3週  指導教員へのプレゼンテーション

「塑造 -人体全身-」(指導教員:教授 伊東敏光・講師 田中圭介)

第4週  課題説明・クロッキー
第5週  クロッキー
第6週  芯棒制作
第7週  塑造(空間)
第8週  塑造(量感)
第9週  塑造(動き)
第10週 塑造(比率)
第11週 塑造(形態)
第12週 塑造(質感)・講評
第13週 石膏取り(雌型成型)
第14週 石膏取り(緒方成型)
第15週 石膏取り(割り出し・修正)


【後期】
「 実材制作2(導入・プランニング)」 
(指導教員:教授 前川義春、教授 伊東敏光、教授 チャールズ・ウォーゼン、講師 田中圭介、助教 七搦綾乃)

第1週  課題説明・彫刻表現の展開に関する指導(作例紹介等)
第2週  プランニング・ 素材の選択
第3週  指導教員へのプレゼンテーション①
第4週  彫刻表現の展開に関する指導
第5週  プラン修正
第6週  指導教員へのプレゼンテーション② 
第7週  構造計画の指導 
第8週  素材加工技術の指導 
第9週  造形技術の指導
第10週 作業工程の構築
第11週 マケット制作
第12週 素材研究
第13週 コンセプトとヴィジュアルイメージの確認
第14週 最終プレゼンテーション準備
第15週 最終プレゼンテーション
評価方法 通常実習中の取り組み姿勢、進捗度を実習の段階ごとにチェックし評価の基準とする。提出作品により造形力、表現技術の到達度を点数化し評価する。 実習を通して彫刻基礎の応用と展開をはかり、作品提出することを単位取得「可」の条件とする。さらに作品に感性の豊かさや表現の的確さ、個性が認められるものを「良」、優れたものを「優」、さらに優れたものを「秀」とする。
教科書等 各指導教員が必要に応じて参考資料、作例等の提示、またはコピーを配布する。
担当者プロフィール
備考 【教職】中・高一種(美術)