科目名 現代軍縮・平和論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 広島平和研究所 教授 水本 和実
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要 現代の世界は平和構築のためのさまざまな課題に直面しているが、戦争や武力紛争の原因となるさまざまな対立・紛争の解決は、依然として重要な課題である。本講義では国際社会に存在するさまざまな対立・紛争構造とその解決へ向けた課題・問題点を扱う。「現代」とは原則として第2次大戦後から今日までを指す。講義では、できるだけ具体的なトピックを扱うほか、DVDによる学習も行う。授業形態は講義。
科目の到達目標 講義全体を通じて、紛争・対立の緩和がもたらす平和の可能性と課題・問題点について理解を深め、現実に国際社会に存在する平和のための諸課題について具体的な解決策を考える思考力を養うことを目的とする。
受講要件 特になし。
事前・事後学修の内容 (事前学修)多様なトピックスを扱いますので、事前に関連文献に目を通しておくこと。講義では受講生が交代でトピックスを分担し、各自で調べて報告を行い、全員で討議を行うことを予定していますので、その準備のための学習もしておくこと。
(事後学修)講義で示された参考文献や論文に目を通し、知識の定着をはかる。
講義内容 1 冷戦終結後の国際構造と「文明の衝突論」
2 イスラム社会の諸問題
3 中東・パレスチナの諸問題
4 クルド民族の諸問題
5 南アジアとヒンズー教
6 南アジアと仏教
7 インド・パキスタンの独立と対立
8 カンボジアの紛争と内戦、復興
9 日本と朝鮮半島①
10 日本と朝鮮半島②
11 多民族国家アメリカの課題
12 劣化ウラン兵器の諸問題
13 生物兵器の諸問題
14 化学兵器の諸問題
15 まとめ
(いずれも予定。トピックスは変更あり。)
評価方法 現代の平和を阻害する要因を具体的に理解し、平和を創出するために何が必要かを考える基礎知識を身につけることを到達目標とします。期末レポート(テーマ・字数等は講義で指示します)、講義の意見交換での発言内容などで総合的に評価します。
教科書等 講義で適宜、文献・資料を指示します。
担当者プロフィール 広島市出身、大学では国際政治、大学院では国際関係論を専攻。新聞記者を経て1998年から広島平和研究所研究員。核軍縮のほか、原爆投下や被爆体験の諸問題を研究。このほか日本と朝鮮半島(韓国・朝鮮)の平和構築や、カンボジア復興支援などにも関心を持っている。
備考