科目名 日本産業論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 富永 憲生
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要 本講義では具体的産業を取り上げて、戦後日本産業の発展過程・特質を検討する。
とりあげる産業は、戦前の代表的輸出産業であった繊維産業、戦後の経済成長を牽引した中心的産業である鉄鋼業、自動車産業である。講義では、事前に配布された資料を参考に議論する。受講者が少数の場合、受講者の要望により内容を変更することがある。
科目の到達目標 繊維産業、鉄鋼業、自動車産業の成長・発展あるいは盛衰を検討することで、一国の経済発展あるいは産業の盛衰を理解することがこの講義のねらいであす。
受講要件 特になし。
事前・事後学修の内容 事前に配布された資料をよく読んできて、積極的に議論に参加しなければならない。
講義内容 1.はじめに(講義の概要、講義の方針)
2.製糸業(開国、輸出)
3.綿糸紡績業(国産化、輸出産業化)
4.繊維産業(戦後、輸出産業から構造不況へ)
5.鉄鋼業Ⅰ(明治、八幡製鉄所)
6.鉄鋼業Ⅱ(戦後復興、川崎製鉄)
7.鉄鋼業Ⅲ(技術革新、輸出産業)
8.鉄鋼業Ⅳ(オイルショック後、成熟産業)
9.自動車産業Ⅰ(幼稚産業、国産化)
10.自動車産業Ⅱ(高度成長、技術革新)
11.自動車産業Ⅲ(オイルショック、輸出増)
12.自動車産業Ⅳ(貿易摩擦、現地生産)
13.自動車産業Ⅴ(リーン生産方式、競争力)
14.石油ショック後の日本産業(重厚長大、軽薄短小、省エネ)
15.これからの日本産業(構造変化、グローバル化)
評価方法 講義への参加度合(50%)とレポート(50%)で評価する。
教科書等 教科書は特になし。必要に応じ関連資料を配布する。
参考書:小浜裕久『戦後日本の産業発展』日本評論社、『日本産業史』(日経文庫)1・2・3・4
担当者プロフィール 2013年3月に広島市立大学を退職し、現在同大学名誉教授です。
日本産業発展史が専門ですが、近年は広島地域の明治以降の産業発展過程を研究しています。
備考