科目名 国際金融論Ⅰ
単位数 2.0
担当者 高久 賢也
履修時期 前期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要  国際金融論Ⅰおよび国際金融論Ⅱの講義では、国際金融の分野において世界的に著名なテキストである『International Economics : Theory and Policy (Tenth Edition)』の和訳版の輪読を行う。国際金融は、国際経済学の一分野であり、テキストではその内容を第13章から解説しているが、国際金融の理論は国際貿易の理論と深い結びつきがあるため、本講義では国際貿易の部分についても併せて輪読を行う。国際金融論Ⅰでは、前半(国際貿易部分)の内容について理解していく。
科目の到達目標  本講義の内容を理解することで、学生が国際金融に関する専門知識を深め、国際金融の諸問題に対する洞察力を高めることを目標とする。
受講要件  国際学部におけるミクロ経済学、マクロ経済学、および金融論などの科目を履修していることが望ましい。
事前・事後学修の内容  報告の準備をしっかりと行うこと。ディスカッションに備えて事前にテキストを必ず読んでおくこと。
講義内容 1. 講義の概略、および導入
2. 国際経済学とは(国際貿易と国際金融)
3. 世界貿易の概観
4. 労働生産性と比較優位:リカードのモデル
5. 特殊要素と所得配分①
6. 特殊要素と所得配分②
7, 資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル
8. 標準貿易モデル
9. 規模の外部経済と生産の国際立地
10. グローバル経済の企業:輸出判断、アウトソーシング、多国籍企業
11. 貿易政策のツール
12. 貿易政策の政治経済
13. 発展途上国の貿易政策
14. 貿易政策をめぐる論争
15. これまでの講義内容の復習
評価方法  授業態度、プレゼンテーションやディスカッションに対する取り組みなどを総合的に評価する。
教科書等 教科書:P.R.クルーグマン・M.オブストフェルド・M.J.メリッツ著 『クルーグマン国際経済学
    理論と政策 原著第10版 上 貿易編』 丸善出版 2017年
担当者プロフィール 専門分野:国際金融論、国際マクロ経済学
備考