科目名 ジェンダー論Ⅱ
単位数 2.0
担当者 教授  Ulrike Wöhr
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要 ジェンダー論 Ⅰ の続きとなる。概要を含め、以下の項目は、ジェンダー論 Ⅰ の説明とほぼ同じ。

 歴史学がどのように過去を表現するかが現在のジェンダーを作り上げる手助けをしている。」
                                        (Joan W. Scott, 1988)
 この引用が示唆するように、性差というものは歴史や社会の根源にあるのではなく、文化的・社会的に作られた社会組織の一部である。そして、歴史や社会を論じる私たちに、このようなジェンダー秩序を無批判的に再生産するか、それを脱構築し、批判に晒すかの選択肢が与えられている。
 本ゼミでは、ジェンダー、そしてジェンダーと同じく社会的・文化的に作られ、ジェンダーと不可分であるセクシュアリティを通して、近・現代の文化と社会を考える。対象地域は、日本が中心となるが、他の地域も対象となりうる。
科目の到達目標 続けて、ジェンダー理論の基本を学ぶ。
受講要件 ジェンダーへの学術的な関心があること。場合によって、英語の文献も読みたいので、それに適う英語力があることが好ましい(必要条件ではないが)。
事前・事後学修の内容 とくになし。
講義内容 具体的な内容は、履修者の興味関心も考量して決めるが、以下の進め方が考えられる。

第 1 回 ガイダンス

第 2 回〜第 9 回 決められた文献の「読書会」形式で進める(履修者が持ち回りで発表を担当)。 

第 10 回〜第 15 回 履修者による、自由テーマでの発表。
評価方法 口頭発表、平常点。
教科書等 随時紹介する。
担当者プロフィール 出身はドイツで、専門は日本中心の女性史・ジェンダー史研究。
主な研究テーマ・学術的関心は、日本フェミニズムの歴史と思想、宗教とジェンダー、国民国家とジェンダー、戦時中におけるドイツと日本のジェンダー史、日本の反原発運動にみられるジェンダー、女性の平和運動・反原発運動とジェンダーなど。
備考