科目名 ラテンアメリカ文化論Ⅰ
単位数 2.0
担当者 准教授 吉江 貴文
履修時期 前期
履修対象 博士前期課程
概要 「近代ヒスパニック世界における文書ネットワーク・システムの成り立ちと展開」をテーマとして、関連するスペイン語資料を中心に購読を行う。
科目の到達目標 「講義内容」で挙げている人類学・歴史学の文献資料等を参考にして、近代ヒスパニック世界を対象とする文書研究の現状について、基礎的な理解を得ることを目標とする。
受講要件 スペイン語で記述された人類学・歴史学の文献、資料等を中心に扱うので、中級以上のスペイン語(読解)能力は受講の必須要件。
事前・事後学修の内容 学部課程において、ラテンアメリカの歴史、文化等に関する基礎的知識を習得していることを前提に講義を行う。
講義内容 K.Burnsの“Into the Archive”やL.Nussdorferの“Brokers of Public Trust“などの文献資料を題材に、近代ヒスパニック世界における公文書管理システムの移植プロセスを通したヨーロッパとラテンアメリカの史的関係性について、歴史人類学の視点から検討する。
評価方法 出席、平常点、期末課題を総合的に評価する。
教科書等 ガイダンス期間、および講義を通して適宜指示する。
担当者プロフィール 専門領域は歴史人類学(ラテンアメリカ)、文書研究。

現在の研究テーマ:『近代ラテンアメリカにおける文書管理実践の史的展開』
 スペイン、ラテンアメリカに保管されている文書史料を手がかりとして、中世ヨーロッパを発信源とする公文書管理システムが、ラテンアメリカの行政・司法領域にどのようにして組み込まれていったのかを通時的に明らかにすることにより、ラテンアメリカ世界とヨーロッパとの史的関係性について歴史人類学の視点から捉え直す作業を進めている。
備考