科目名 フランス文学・文化論Ⅰ
単位数 2.0
担当者 国際学部 准教授 大場 静枝
履修時期 前期
履修対象 博士前期課程1、2年
概要 本講義では、大言語と少数言語の共存をテーマに、国際社会、国家、地域における言語の今日的様相について検討します。具体的には、EU統合と多様性の保護の両面を推進するフランスを事例に、国家や地域レベルで複数の言語が共存する場合、どのような言語政策が取られるべきか、少数言語擁護のために何をなすべきか、などの問題について考えていきます。授業は、講義、文献の精読、発表、討論を組み合わせて行います。精読する文献については、「言語帝国主義」「言語の消滅」「少数言語の擁護」「地域語教育」などのテーマから、受講生と相談の上、文献を決定します。講義は以下のテーマのなかから、いくつかを扱います。
科目の到達目標 ・授業を通して、多言語・多文化共生の思想について、理解を深めること。
・文献を読み解き、それを基に論理的に考え、文章化したり、発表する能力を身につけること。
受講要件 フランス語の読解能力を有していることが望ましい。
事前・事後学修の内容 関連するニュースを視聴したり、新聞・学術雑誌の記事、文献などを読んだりすること。
講義内容 第1回 世界の言語状況:大言語の支配と少数言語文化の消滅について(1)
第2回 世界の言語状況:大言語の支配と少数言語文化の消滅について(2)
第3回 世界の言語状況:大言語の支配と少数言語文化の消滅について(3)
第4回 世界の言語状況:大言語の支配と少数言語文化の消滅について(4)
第5回 世界の言語状況:大言語の支配と少数言語文化の消滅について(5)
第6回 言語帝国主義を考える(1)
第7回 言語帝国主義を考える(2)
第8回 言語帝国主義を考える(3)
第9回 言語帝国主義を考える(4)
第10回 言語帝国主義を考える(5)
第11回 EUの言語政策とは何か
第12回 EUの言語政策の特徴(1)
第13回 EUの言語政策の特徴(2)
第14回 EUの言語政策とヨーロッパ各国の取り組み(1)
第15回 EUの言語政策ヨーロッパ各国の取り組み(2)
評価方法 レポート、発表、討論などを総合的に評価します。
教科書等 授業内で適宜指示します。
担当者プロフィール 専門はフランス18世紀文学、フランス・ブルターニュ地方をフィールドとした地域文化研究。著書:『フランス女性の世紀』『二つのケルト』『ヨーロッパ世界のことばと文化』(いずれも共著)など。
備考