科目名 環境造形演習
単位数 2.0
担当者 非常勤講師 康夏奈、教授 前川義春、教授 伊東敏光、教授 チャールズ・ウォーゼン、講師 田中圭介
履修時期 後期
履修対象 造形芸術専攻彫刻研究1年次
概要 【授業形態:演習】
サイトスペシフィックアートについて幾つかの事例を学ぶと共に、 特定の場所に存在するための作品を設計し制作する。場所が先か作品が先か、作品と場所の関係性をどのように自己の中で設定するのか、その意味や価値を、環境や社会的な視点から考察する。内的作用が必要とされる自己の作品制作から一歩踏み出し、場所からインスピレーションを受け、環境適応能力を養う。
科目の到達目標 自然と人間を対象とした環境をテーマとし、空間とモノとの「関係と構造」を考え、表現としての内的な領域を拡大する。
受講要件 造形芸術専攻彫刻研究A、B講座に所属していること。
事前・事後学修の内容 到達目標が達成できるよう思考を深め、作品制作を進めること。
定期的に作品進捗状況の提示を写真、ドローイングで行う(メール等で)。
講義内容 (指導教員:非常勤講師 康夏奈、教授 前川義春、教授 伊東敏光、教授 チャールズ・ウォーゼン、講師 田中圭介)
【前半】
1日、導入、課題説明(室内と野外空間の提示)
2日、作品プランとマケットの作成
3日、プランによる制作についてのプレゼンテーション・作品制作(後半授業までの約5ヶ月間で、作品制作を進める)
【後半】
4日、作品設置(各自が選んだ室内外空間に、作品を設置する)、各自のプレゼンテーション、鑑賞
5日、作品移動、設置(指定された室内外空間に、作品を移動設置する)、各自のプレゼンテーション、鑑賞
6日、講評(作品と場との相互関係に重点を置き、講評、指導をおこなう)
評価方法 授業への取り組み姿勢と課題に対する理解度を評価の前提とし、展示作品と「場」とが生み出す空間的造形美を点数化し評価する。
授業を通して「場と作品」との関係性について学び、作品提出(設置)することを単位取得「可」の条件とする。そこに作品と空間との相乗効果、芸術性が認められるものを「良」、優れたものを「優」、より優れたものを「秀」とする。
教科書等 必要に応じ、担当教員が用意した資料を提示するか、担当教員から教科書等を指示する。
担当者プロフィール 康夏奈:(非常勤講師)現代美術作家。体験した場所のリアリティーをモチーフとして、二次元と三次元を交錯させるような平面、立体作品を創作・研究している。
前川義春:広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻研究教授。石彫を中心とする環境造形の創作・研究を専門領域とする。
伊東敏光:広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻研究教授。金属やミクストメディアの創作・研究を専門領域とする。
チャールズ・ウォーゼン:広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻研究教授。ミクストメディアの創作・研究を専門領域とする。
田中圭介:広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻研究講師。主に木を素材に彫刻を制作。歴史的、風土的、個人的な、木と人間の関係を軸として、認識と実在をテーマに彫刻表現の可能性と人間の普遍性を追求している。
備考