科目名 創作総合研究Ⅰ
単位数 2.0
担当者 博士後期課程 実技系指導教員全員
履修時期 通年
履修対象 1年
概要 実技系教員は、学生の研究領域のテーマに応じて、分担または合同で実技制作の研究指導を行う。これは、次年度に設定される「創作総合研究Ⅱ」の指導のための前提となる研究である。
科目の到達目標 受講生が客観性をもって論文テーマと作品との整合性をとりながら、研究としての独自性に繋げる力を身につける。
受講要件 芸術学研究科博士後期課程所属し作家、デザイナー、研究者としての自覚を持って研究を遂行する強い意志があること。
事前・事後学修の内容 高次元の制作研究が行えるよう,調査、展覧会視察等を常に心掛けるようにる。
事後学修として展覧会、アートプロジェクト等、積極的に社会と接することを実践するようにする。
講義内容 1〜5   研究計画の検討、調整、調査、研究の推進
6〜17  調査、研究の推進
18    研究経過発表(中間発表)
19〜29 研究の推進
30    研究成果発表(中間発表)
〔絵画領域〕
日本画と油絵に関する教育研究を行い、藁谷教授が全体の研究を監修する。
(日本画研究)
日本画の伝統技法及び材料等の理解をより一層深め、個性的な創造力の育成と精神性の確立に向けて指導する。その指導にあたっては、下記の教員3名により分担または合同で行う。
○各自のテーマに沿い、日本画制作を主体にその特質を探求し、独創的表現を培うべく指導するとともに、日本画研究全体の監修を行う。(藁谷教授)
○将来にわたる自主的研究、制作活動の礎となるテーマの深化とこれに必要な技法、表現能力向上のための研究手法獲得を目指して指導を行う。(今村准教授)
○日本画の制作及び古典作品の模写から材料、技法、表現についてより専門的な指導をする。(前田准教授)
○各自の個性に沿う日本画研究や日本画表現、独自の絵画表現の探求について指導する。(荒木准教授)
(油絵研究)
西欧絵画の根底にある写実精神を基盤に、油絵の技法及び材料の理解をより一層深め、高度な創造的制作の資質を養成するための指導を行う。
○流行におもねることなく、旧弊の価値観にもとらわれない造形的思考を促し、自己の絵画表現を見つめる手段を考えさせる。(大矢教授)
○自己の創作に必要な理念を確立することを目標に課題を設定する。(森永准教授)
○絵画表現全般について、現代で成立しうるありかたへの考察を促す。(諏訪准教授)
○表現における思考性や多様性を研究し、自身の作品制作の表現内容の概念構築と展開を促す。(志水准教授)

〔彫刻領域〕
作品の創作、研究を通して、高度な彫刻的造形力及び精神性を養う。塑造、石彫、木彫、金属、テラコッタ及びミクストメディアなど、専門的素材研究の中から、その技法及び表現を探求させるよう指導する。
○石彫及び塑造制作全般を中心に、彫刻性についての理論とその表現方法を指導し、造形する意義とその技法を探究させるとともに、彫刻領域全体の監修を行う。(前川教授)
○塑造制作全般及び金属を中心としたいくつかの素材を組み合わせたミクストメディア彫刻を中心に指導し、また理論系教員との連携を図りつつ、作品制作とその理論的研究の指導を行う。(伊東教授)
○ミクストメディア及びテラコッタを中心に指導し、また理論系教員との連携を図りつつ、作品制作とその理論的研究の指導を行う。(チャールズ・ウォーゼン教授)

〔造形計画領域〕
造形計画に関する教育研究を行い、南教授がデザイン・工芸研究全体を監修する。
(デザイン研究)
技術革新や表現メディアの進展に対応した、より高度で多様な表現について、各専門分野との連携を保ちつつ、研究指導を行う。学生の研究テーマに応じ、その造形表現について、次の「創作総合研究Ⅱ」に展開するための研究として行う。
○プロダクトデザイン、立体造形分野を中心に人間生活の中でのモノのありようを考察し、研究指導を行う。(吉田教授)
○映像メディア造形分野、特に映像制作表現における技法的取り組みを、その歴史的観点から考察し、その表現展開の研究指導を行う。(笠原教授)
○視覚造形分野を中心に、人間社会に於ける視覚による伝達のあり方と造形表現について考察し研究指導を行うとともに、デザイン研究全体の監修を行う。(及川教授)
○現代美術を中心に、作品制作における表現内容の概念構築と、インスタレーション作品等の設置、記録、プレゼンテーション等の総合的研究指導を行う。(鰕澤教授)
(工芸研究)
実材系分野である工芸において培われてきた、わが国独自の表現方法の修得と素材研究及び新たな表現方法について研究指導を行う。
○金属造形分野を中心に、金属材料の多様性を歴史的視点から研究・考察し、新たな金属表現の可能性を見出し、独創的な表現研究に繋がるよう研究指導を行なう。また工芸研究全体の監修を行う。(南教授)
○金属造形分野を中心に材料と技法について理解を深めさせ、学生の研究テーマに沿った造形に役立つよう指導する。(永見教授)
○染織文化の多様性を歴史的観点から考察し、その表現方法のさらなる可能性を模索し、現代的創作作品への展開を導く。(倉内教授)
○(野田准教授)○染織造形における新しい分野の創造と発展を求めて、伝統的な染織技術を基盤とした独自の造形表現を展開できるよう研究指導を行う。(野田准教授)○漆造形制作全般を主とした研究を行う。歴史、技術等とともに、現代における表現方法を探究するよう指導する。(大塚准教授)
評価方法 研究過程、制作作品の内容,成果をもって評価する。
教科書等 特になし。
担当者プロフィール
備考