科目名 | プロジェクト演習T | ||
単位数 | 1.0 | ||
担当者 | 情報科学研究科全専攻 教授(専攻長)、准教授、講師 | ||
履修時期 | 前期または後期 | ||
履修対象 | 1, 2 年次 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 |
地域の企業・自治体の課題を情報通信技術を活用して解決する。 課題提案者(企業・自治体)との議論を通じて到達目標(解決すべき課題)を設定し、プロジェクトとして取り組む。 地域社会の課題を理解しながら、自身がこれまでに修得した、あるいはこれから修得すべき情報科学・情報工学に関する知識・技術等を活用し、プロジェクトメンバと協力しながら課題を解決する力を身に付ける。 |
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到達目標 |
・多様な立場の人と課題を共有し、協働して同じ目標に向かって行動することができる。(主体性・協働性) ・課題と自身の専門性を理解し、自身の能力を発展・応用させながら課題に取り組むことができる。(知識・技能、思考力・判断力) ・自身の活動の成果・社会への還元を理解してそれを他者に説明することができる。(思考力・表現力) |
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受講要件 | 特になし。本演習を修得後に「プロジェクト演習II」を履修すること。 | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 企業や自治体との連携を前提とした科目であるため。 | ||
事前・事後学修 |
各自がこれまで学部で修得した情報科学・情報工学に関する知識・技能等をプロジェクト活動において活用できるよう、適宜復習・確認して欲しい。 各プロジェクトチームにおける計画並びに進捗状況に応じて、適宜、追加の活動が必要となる。 |
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講義内容 |
1-2. ガイダンス:提案者による課題説明、課題調査 地域企業・自治体等から提案される課題の説明を受ける。提案者と協議をしながら、プロジェクトとして取り組む課題を調査する。 3-4. プロジェクトの計画 (1) 取り組み課題の選択と準備 提案された課題の調査をもとに、プロジェクトとして取り組む課題を検討し、決定する。あわせて、課題解決のために必要な専門的な知識や技能を調査・検討する。 5-6. プロジェクトの計画 (2) 到達目標の設定と実施計画の策定 選択した課題を、提案者と協議をしながら、具体的なプロジェクトテーマとして設定する。到達目標を設定し、それを実現するための具体的な実施計画に落とし込む。アドバイザ(候補)も設定する。 7-8. プロジェクト実施計画書の作成および申請・報告 実施計画をまとめ、提案者および指導委員会に対して申請・報告する。審査の結果に応じて実施計画を適宜修正する。 9-13. プロジェクトの実施 プロジェクトとしての活動を開始・実施する。 14-15. 中間報告会 プロジェクトの進捗と今後の計画を報告する。他のプロジェクトチームとの意見交換も行う。 ※注意 ・実施期間は、原則として「プロジェクト演習II」としての活動を含めて計画する。 ・プロジェクトの構成員には、本演習の履修登録者以外の者を含めることができる。 ・実施計画には、構成員の選定と役割分担の決定、必要な機器等の検討とその予算編成も含まれる。 ・その他の必要事項は「プロジェクト演習実施要領」を参照すること。 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
プロジェクトに対する取り組み状況(プロジェクト内でのディスカッションやプレゼンテーション)、計画書・報告書、中間報告会での発表などをもとに総合的に評価する。配分は次のとおり。 プロジェクトに対する取り組み状況 40% 計画書 (申請書)・報告書 30% 中間報告 (発表) 30% |
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教科書等 | 参考書:飯尾淳編著 , 中川正樹監修, 演習と実例で学ぶプロジェクトマネジメント入門 (第2版), ソフトバンククリエイティブ, 2012. | ||
担当者プロフィール | それぞれのプロジェクトチームには必ずアドバイザ(原則として、准教授または講師)が担当します。常にアドバイザにプロジェクトの進捗を報告・相談しながらゴール達成を目指してください。 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 適宜、アドバイザからの助言を行う。計画書や報告(報告書・発表)に対しては、プロジェクト演習指導委員会から助言を行う。 | ||
アクティブ・ラーニング | PBL、TBL、プレゼンテーション、調査活動、ディスカッション、振り返り | ||
キーワード | 産学連携、地域貢献、プロジェクト・マネジメント | ||
備考 | 産学連携教育科目 |