| 科目名 | 核と歴史Ⅱ | ||
| 単位数 | 2.0 | ||
| 担当者 | 広島平和研究所 教授 山田 康博 | ||
| 履修時期 | 後期 | ||
| 履修対象 | 博士前期課程１、２年 | ||
| 講義形態 | 講義 | ||
| 講義の目的 | 文献の講読と議論を通じて、核兵器と主要な核兵器保有国がかかわる国際政治の特色について履修者が理解を深めることです。 | ||
| 到達目標 | アメリカを軸とした核兵器がかかわる国際政治の展開について説明ができるようになることです。 | ||
| 受講要件 | ありません。 | ||
| 履修取消の可否 | 可 | ||
| 履修取消不可の理由 | |||
| 事前・事後学修 |
（事前学修）指定された講読課題についての報告や議論に加われるよう準備してください。 （事後学修）授業での議論における論点について整理して振り返ることに加えて、「書評レポート」の作成に取り組んでください。 |
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| 講義内容 |
授業内容 詳しくは下記の授業計画を参照してください。 １ 授業案内。 ２ キューバ・ミサイル危機研究の展開。 ３－４ キューバ・ミサイル危機の起源。計２回。 ５－６ キューバ・ミサイル危機の高みへ向かって。計２回。 ７－８ キューバ・ミサイル危機の終わり。計２回。 ９－１４.核弾頭を搭載する中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係 計６回。 １５.核兵器と米英関係。 授業計画 １．授業案内。 ２．キューバ・ミサイル危機研究の展開。講読課題: James A. Nathan, “Kennedy and Cuba: Then and Now,” Diplomatic History, Vol. 29, No. 5 (November 2005), pp. 889-894.［紙版コピーを配布します。］ ３．キューバ・ミサイル危機の起源１。講読課題: White, Missiles in Cuba, Preface and Chapter 1。 ４．キューバ・ミサイル危機の起源２。講読課題: White, Missiles in Cuba, Chapter 2。 ５．キューバ・ミサイル危機の高みへ向かって１。講読課題: White, Missiles in Cuba, Chapter 3。 ６．キューバ・ミサイル危機の高みへ向かって２。講読課題: White, Missiles in Cuba, Chapter 4。 ７.キューバ・ミサイル危機の終わり１。講読課題: White, Missiles in Cuba, Chapter 5。 ８.キューバ・ミサイル危機の終わり２。講読課題: White, Missiles in Cuba, Chapter 6 and a Note on Sources。 ９.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係１。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Introduction and Chapter 1。 １０.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係２。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Chapter 2。 １１.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係３。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Chapter 3。 １２.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係４。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Chapter 4。 １３.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係５。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Chapter 5。 １４.核弾頭搭載中距離弾道ミサイル（IRBM）の配備をめぐる国際関係６。講読課題: Nash, The Other Missiles of October, Chapter 6 and Conclusion。 １５. 核兵器と米英関係。講読課題: John Baylis, “Exchanging Nuclear Secrets: Laying the Foundations of the Anglo-American Nuclear Relationship,” Diplomatic History, Vol. 25, No. 1 (Winter 2001), pp. 33-61。［広島市立大学図書館電子ジャーナル。］ |
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| 期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
| 評価方法・基準 | 講読課題についての議論への取り組み６０％＋「書評レポート」４０％。 | ||
| 教科書等 |
教科書 Mark J. White, Missiles in Cuba: Kennedy, Khrushchev, Castro, and the 1962 Crisis (Chicago: Ivan R. Dee, 1997). Paperback. Philip Nash, The Other Missiles of October: Eisenhower, Kennedy, and the Jupiters, 1957-1963 (Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1997). Paperback. |
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| 担当者プロフィール | |||
| 講義に関連する実務経験 | |||
| 課題や試験に対するフィードバック | 授業を行なう教室で授業時間中に行ないます。 | ||
| アクティブ・ラーニング | |||
| キーワード | 核兵器、キューバ・ミサイル危機、核弾頭搭載・中距離弾道ミサイル、IRBM、NATO、アイゼンハワー、ケネディ。 | ||
| 備考 | |||