科目名 国際環境論
単位数 2.0
担当者 沖村 理史
履修時期 後期
履修対象 博士前期課程1・2年
講義形態 講義
講義の目的 国際環境問題や国際環境条約等に関連する文献を読み、国際環境問題に国際社会がどのように対応しているのか理解する。
到達目標 国際環境条約や国連組織に代表される国際制度に関する知識を得る(専門的知識)と共に、それらの国際制度が抱える課題と可能性について理解を深める(課題発見・分析・解決能力)。
受講要件 国際関係論に関する科目を履修したことがあることが望ましい。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 セミナー形式で行うので、事前に文献を読み、発表と討論に積極的に参加することが求められる。また、期末にはレポートの提出を求める。
講義内容 1) ガイダンス
2) 国際環境論の概要
3) 地球環境論の背景
4) 地球環境論の概要
5) 地球環境問題に関連するアクター(1) 政府、国連
6) 地球環境問題に関連するアクター(2) 国際組織、非政府組織、産業界
7) 地球環境レジーム:気候変動
8) 地球環境レジームの実効性
9) 地球環境レジームの課題
10) 持続可能な発展
11) 地球環境政治の将来
12) 人間の安全保障と環境
13) 広域放射性汚染(1): 核兵器開発
14) 広域放射性汚染(2): 原子力発電所事故
15) 学生個別発表
取り上げるトピックは、受講生の研究テーマや関心を踏まえて変更することもあり得る。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 講義での報告、討論(50%)と期末レポート(50%)。
教科書等 講義で扱う予定の文献は以下のとおりであるが、受講生の関心に応じて変更することもあり得る。
Pamela S. Chasek, David L. Downie, and Janet Welsh Brown, Global Environmental Politics, 8th ed., (Routledge, 2020).
フレッド・ピアス『世界の核被災地で起きたこと』原書房、2019年。
その他に、講義で扱うテキストや参考文献等は講義中に適宜指示する。
担当者プロフィール
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 講義での報告、討論については、その場でコメントを行う。期末レポートは全体を通しての講評を行う。
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション、ディスカッション
キーワード 国際環境問題、地球環境問題、国際環境条約、国際環境会議
備考