科目名 | キャリアデザイン@ | ||
単位数 | 1.0 | ||
担当者 | 教授 井上 智生 (情報科学研究科) | ||
履修時期 | 前期(第1ターム) | ||
履修対象 | 1年次または2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 「キャリアデザイン」とは、自分自身の大学生活や職業人生、キャリアについて、自らが主体となって構想し、実現していくことをいいます。本講義「キャリアデザイン i」では、大学に入学したばかりのみなさんが大学卒業後の将来をイメージしながら、大学4年間の学習や生活の目標設定を行います。 | ||
到達目標 |
卒業後の自分をイメージし、それを目標として設定しながら、これからの4年間の大学生活を設計できる。(主体性) 社会で働く意義や目的を踏まえながら自分が今やるべきことを考え、それを実践できる。(思考力、判断力) |
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受講要件 |
特になし。 1年生、2年生のいずれも受講できますが、授業の内容は1年生向けのものが中心になります。 |
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履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
普段から新聞記事・ニュース等に興味を持ち、社会の動向や企業について研究する。 この授業にあわせて、学内外で開催される各種セミナー・ワーク等開催に積極的に参加し、将来に向けた準備をする。 各回の授業後には課題とあわせて振り返りを行う。 ※これらの学修活動にかける時間の目安:合計30時間またはそれ以上。 |
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講義内容 |
1. イントロダクション 「キャリア」「キャリアデザイン」とは何か。本講義の目的を理解する。 2. 大学生活(学び)のデザイン (1) これまでの自分を振り返る 大学入学までの自分を振り返りながら、自分を分析し、自分の特性や長所を理解する。 3. しごとと社会 「はたらく」とは何か、その目的は何か。大学と社会/学生と社会人との違いは何かを学ぶ。 4. 企業と社会 企業とは何か、なぜ企業があるのか。いくつかの具体的な企業を分析しながら、社会における企業の役割を知る。 5. 職業人能力 働く上で必要な力は何か。社会人として身につけておくべき基礎的な力、社会や企業が求める人材とは何かを理解する。 6. 成長について 成長とはどのようなものか。「成長すること」を多面的に捉えながら、自己の成長を振り返る。 7. 大学生活(学び)のデザイン (2) これからの自分を定める これからの4年間をどう過ごしたいか。4年後の自分をイメージし、目標を定める。そこにつながるための4年間の学びをデザインしてみる。 8. まとめ これまでの学びを確認しながら1年生終了時の自分の姿を想定し、この1年間の活動計画を定める。 ※授業の順序は変更することがある。 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
評価方法: 授業中の発表・討論、演習課題、レポート、小テストなどをもとに総合的に評価する。具体的には次のとおり。 授業参加 30% (発表・討論を含む) 演習課題・レポート 40% 小テスト:30% 評価基準: 可:キャリアデザインの重要性を理解している。 良:自分の特性と社会での役割を理解し、将来の目標を設定できる。 優:将来の目標設定に基づいて、自分の大学生としてのあり方、4年間の学びのしかたをデザインできる。 秀:4年間の学びのデザインに基づいて1年次の具体的な活動計画を立て、それを実践することができる。 |
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教科書等 |
適宜資料を配付する。 参考書:村山昇、働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018 スティーブン・R・コヴィー、完訳 7つの習慣 -- 人格主義の回復、キングベアー出版、2013 その他:広島市立大学 学生 HANDBOOK「キャリア形成編 就職・進学・留学」 |
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担当者プロフィール |
井上智生:博士 (工学) 専門はディペンダブルコンピューティング。「頼りになる」コンピュータの設計法について研究しています。 研究室:情報科学部棟7階757号室 (tomoo@hiroshima-cu.ac.jp) |
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講義に関連する実務経験 | 2014年4月?2019年3月 広島市立大学 キャリアセンター センター長 | ||
課題や試験に対するフィードバック | 自分自身の振り返りのためにフィードバックを必要とする学生には個別に応答します。 | ||
アクティブ・ラーニング | 振り返り、調査活動、TBL | ||
キーワード | キャリアデザイン、成長、習慣、職業、ライフワーク | ||
備考 |
キャリアセンターも活用しましょう。 場所:キャリアセンター 講義棟3F career@m.hiroshima-cu.ac.jp http://www.career.hiroshima-cu.ac.jp/ |