科目名 | 人間論B(自然科学) | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 曽雌崇弘 | ||
履修時期 | 前期授業(集中) | ||
履修対象 | 大学院1,2年生 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 学生が「分析する」という哲学的方法を使い、いくつかのテーマに関して考察、議論、および論述を行います。テーマは、「都市」、「言語」、「時間」、「ウィルス」です。学生は、各テーマについて新たな知見や概念を学びつつ、自らの経験や知識を参照しながら批判的に考えていきます。 | ||
到達目標 | 学生が、講義を通して新たな知識を獲得しつつ、これまでの経験や知識と照合し、客観的な視点から分析できる思考力や主体性をさらに強化することを目標とします。 | ||
受講要件 | 特になし | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
事前学修:次回の講義部分を読んでおいてください。 事後学習:当日の講義資料で理解できなかったところを復習しておいてください。 |
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講義内容 |
1. 序論:講義の概要 2. 都市@:人間と都市 3. 都市A:建築と都市 4. 都市B:生物と都市 5. 時間@:物理的時間 6. 時間A:生体の時間 7. 時間B:周期的時間 8. 言語@:言語の哲学 9. 言語A:言語学理論 10. 言語B:言語と脳とAI 11. ウィルス@:ウィルスの仕組み 12. ウィルスA:ウィルスと人間 13. ウィルスB:ウィルスと社会 14. 総まとめ@ 15. 総まとめA |
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期末試験実施の有無 | 実施する | ||
評価方法・基準 | 論述課題により評価します。評価基準は「広島市立大学成績評価に係るガイドライン」に原則従います。評価方法は、以下の4点に基づき行います。(1)論述がテーマを適切に理解した上でなされているか、(2)テーマについて、自らの経験や知識に即して独自の観点から論じているか、(3)テーマを拡張して論じられているか、(4)文章が論理的に展開されているか。 | ||
教科書等 | 【参考書】(1)「いま世界の哲学者が考えていること」岡本裕一朗著 ダイヤモンド社、(2)「スケール」ジェフリー・ウェスト 早川書房、(3)「新・都市論TOKYO」隈研吾・清野由美著 集英社新書、(4)「都市をたたむ」響庭伸著 花伝社、(5)「都市で進化する生物たち」メノ・ハウゼン著 草思社、(6)「時間は存在しない」カルロ・ロヴェッリ著 NHK出版、(7)「LIFESPAN ライフスパン 老いなき世界」デビッド・A・シンクレア著 東洋経済新聞社、(8)「人はどう死ぬのか」久坂部羊著 講談社現代新書、(9)「睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか」櫻井武著 講談社ブルーバックス、(10)「言語はなぜ哲学の問題となるのか」イアン・ハッキング著 勁草書房、(11)「言語学の教室」西村義樹・野矢茂樹著 中公新書、(12)「Chat GPTの頭の中」スティーブン・ウルフラム著 ハヤカワ新書、(13)「統語理論の諸相」ノーム・チョムスキー 岩波文庫、(14)「ウィルスの世紀」山内一也 みすず書房、(15) 「感染症の歴史」リチャード・ガンダーマン 原書房 | ||
担当者プロフィール | 関東にある私立大学で教員をしています。 | ||
講義に関連する実務経験 | 該当なし | ||
課題や試験に対するフィードバック | 要望に応じてフィードバックを行います。 | ||
アクティブ・ラーニング | ディベート;ディスカッション; | ||
キーワード | 環境、情報、言語、時間、脳 | ||
備考 | 講義内容がずれ込んだ場合、総まとめ2回分を削減する可能性があります。 |