科目名 | 都市論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 |
准教授 中村 圭, 非常勤講師 水田 丞, 非常勤講師 千代章一郎, 非常勤講師 森本真, 非常勤講師 遠藤吉夫 責任者( 吉田幸弘 ) |
||
履修時期 | 後期(第3ターム) | ||
履修対象 | 博士前期課程1、2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | グローバル化やマルチメディア技術の普及とともに都市はますます不可視となってきた。機械化、ネットワーク化する都市は、他方で生命体としての人間のエコロジー回帰を促してもいる。そもそも都市とは何だったのか、歴史の原点に遡り、かつ未来都市を構想しつつ、また視野を広く地球規模に広げて、世界に知られる都市広島においてこそ論じなければならない。21世紀の都市像とそのデザイン方法について実践事例や現地見学を含めた解説を通じ国際平和文化都市広島の成り立ちを理解する。 | ||
到達目標 |
建築デザイン、都市デザイン、まちづくりの観点から、都市の解釈方法、デザイン方法を説明できる。(知識・技能) 都市空間の構成について理解し、将来の都市デザインに向けて、自身の視点で思考し説明できる。(思考力・判断力) |
||
受講要件 | ・「道具論(第4ターム科目)」を合わせて受講することが望ましい。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 各回の授業感想レポートを400字程度にまとめ授業後提出する。 | ||
講義内容 |
第 1回 吉田 広島の都市軸?南北の軸線? 第 2回 吉田 広島の都市景観 第 3回 吉田 広島のまちづくり 第 4回 千代 ル・コルビュジエの都市論1?異化と同化? 第 5回 千代 ル・コルビュジエの都市論2?見るもの/見られるもの? 第 6回 水田 現代の都市・建築空間1?近代? 第 7回 水田 現代の都市・建築空間2?現代? 第 8回 遠藤 広島の建築1?公共空間? 第 9回 遠藤 広島の建築2?住宅? 第10回 中村 基町プロジェクト 第11回 中村 基町プロジェクト2 第12回 森本 他都市圏の建築?エクステリア? 第13回 森本 他都市圏の建築?インテリア? 第14回 吉田 広島の都市像?歴史と記憶?(現地講義) 第15回 吉田 広島のまちづくり?歴史と記憶?(現地講義) ※授業の順序は変更することがある。 ※上記とは別に期末レポートを実施する。 |
||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
・授業の理解度を測るため毎回授業感想レポートを提出。 ・テーマを与え期末レポートを提出 ・上記に授業の参加度を加え総合評価とする。 授業参加度15% 授業感想レポート35% 期末レポート50% |
||
教科書等 |
・パワーポイントまたはキーノートを用いて講義。 ・テキスト、参考資料は各担当講師が指示ないし配布する。 |
||
担当者プロフィール |
中村圭(広島市立大学芸術学部准教授デザイン工芸学科 視覚造形) 水田 丞(広島大学大学院工学研究院社会環境空間部門准教授 日本近代建築史) 千代章一郎(島根大学学術研究院環境システム科学系教授 建築史・意匠学) 遠藤吉夫(元広島工業大学環境学部建築デザイン学科准教授) 森本真(武庫川女子大生活環境学科准教授) 吉田幸弘(広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科立体造形教授)研究室:芸術学部棟3階 345研究室 プロダクトデザインや景観デザインを専門とし、歴史的建造物の復元や創造的まちづくりを主な研究テーマとして実践している。 |
||
講義に関連する実務経験 | 吉田幸弘:広島市景観審議会委員 | ||
課題や試験に対するフィードバック | ・提出したレポートや作品は後日講評する。 | ||
アクティブ・ラーニング | 現地視察 | ||
キーワード | ・広島、歴史、復元、景観、創造的まちづくり | ||
備考 |
一部広島市内中心部での現地授業があります。 詳しいスケジュールはWebClassで案内 |