科目名 基礎演習
単位数 1.0
担当者 国際学部教員
履修時期 後期
履修対象 国際学部1年生
講義形態 演習
講義の目的 演習テーマ
 みずから学ぶことを楽しむ:国際学部での学びへのオリエンテーション
演習概要
 高等学校までとは異なる大学での学びの特色を理解しながら、国際学部における自律的な学びと研究の基礎となるアカデミック・スキルズ(学術的研究のための技能)を体得していくために、講義ノートや要約(レジュメ)、あるいは短い書評を用いた発表やディスカッションの場を設ける。
授業形態
 演習
到達目標 国際学部でみずから考え、学んでいくために、講義の聴き方と生かし方、レポートの基本的な書き方や約束事 (参考文献についてなど)を楽しみながら身につけるとともに、幅広い読書を習慣づける(ディプロマポリシーとの関係性:「知識・技能」)。
受講要件 本演習は、国際学部学生必修の専門基礎科目である。
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目であるため。
事前・事後学修 毎回しっかりと準備をして出席し、クラスでの議論や活動に積極的に参加すること。発表においてはベストを尽くすこと。
講義内容 第1回 オリエンテーション:基礎演習の説明、各クラスで自己紹介、各演習の概要説明
第2回 講義の聴き方や生かし方(ノートを取る)
第3回 文献の読み方:入門
第4回 文献の読み方:実践
第5回 文献の読み方:応用
第6回 要約(レジュメ)の作り方
第7回 発表と議論の仕方
第8回 レポートの書き方:入門
第9回 レポートの書き方:実践
第10回 情報収集・資料検索の方法
第11回 発表と討論:入門
第12回 発表と討論:実践
第13回 発表と討論:わかりやすいプレゼンテーションのために
第14回 まとめ
第15回 発展演習のガイダンス
第14回までの講義では以下のような内容を中心に進めるが、担当者により順序や内容が変わることがある。
(1) 講義での問いの発見を共有する
受講した講義のなかで興味深かったものを選び、そのテーマがどのような
知見を伝えるものであったか、どのような問題意識を抱いたかを、各自の講
義ノートをもとに発表するとともに、ディスカッションを行なう。それをつ
うじて、講義での問いの発見を共有するとともに、ノートの取り方の工夫も
交換する。
(2) 自分で選んで読んだ本の面白さを伝える
各自が選んだ本について主題と概要を発表し、ディスカッションを行なう。
その後、レポートにまとめ、レポートの基本的な書き方を身につける。
(3) 課題についての研究成果の発表
担当教員があらかじめ指定した文献を精読した成果を発表したり、共通
テーマについての調査の成果を発表する。その後、討論も踏まえて研究成果をレポートにまとめる。
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 発表、議論や活動への参加の積極性、レポートなどを各担当教員が総合的に評価する。
原則として出席回数が授業実施回数の3分の2以上なければ、当該授業科目の評価を受けることができません。
教科書等 担当教員が指定する場合がある。参考書:世界思想社編集部編『大学生学びのハンドブック(四訂版)』世界思想社、2018年。
担当者プロフィール 各担当者のプロフィールは国際学部のウェブページを参照のこと。
講義に関連する実務経験 各担当者の他の科目を参照のこと。
課題や試験に対するフィードバック 各担当者による。課題や報告に対してフィードバックが行われる場合などがある。
アクティブ・ラーニング プレゼンテーション、調査活動、ディスカッションなど。
キーワード アカデミック・スキルズ(学術的研究のための技能)
備考