科目名 英語読解法T
単位数 2.0
担当者 教授 横山 知幸
履修時期 前期
履修対象 2年
講義形態 講義
講義の目的 授業形態:講義
英文を「精読」する。教材化されていない、つまり、それなりに教養のあるネイティブスピーカー向けの手加減のない英文を、文法的にきちんと解析し、背景知識を活用して文脈をはっきり特定し、可能な限り正確に意味を理解する。受講生が予習してきた内容は、訳文として授業の最初に授業用サイトにアップロードし、教師はその訳文で理解を確認しながら説明を行う。前期のIの授業では、ファンタジー/SFやミステリーなどを中心とした物語的な文章から、三つ程度の作品の抜粋を読むことになる。
到達目標 教材化されておらず手加減のない英文を対象とし、「意味内容を正確に理解する」ことがある程度出来るようになることを目標とする。(知識・技能)
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 当然だが、予習をしっかり行い、英文の内容を出来るだけ正確に理解しておくこと。また、予習で理解が不十分だった部分は、しっかり復習しておくこと。
講義内容 授業計画
第1回:横山の授業用コミュニティサイト(学内限定)の使用方法
第2回:電子辞書と各種インターネットソースの利用方法、インターネット自体を表現の巨大データ
ベースとして利用する方法
第3回:英文の読解と解説 1(ファンタジー1 導入)
第4回:英文の読解と解説 2(ファンタジー2 文法的理解)
第5回:英文の読解と解説 3(ファンタジー3 背景知識の活用、文脈の特定)
第6回:英文の読解と解説 4(ファンタジー4 総合解説)
第7回:英文の読解と解説 5(SF1 導入)
第8回:英文の読解と解説 6(SF2 文法的理解)
第9回:英文の読解と解説 7(SF3 背景知識の活用、文脈の特定)
第10回:英文の読解と解説 8(SF4 総合解説)
第11回:英文の読解と解説 9(ミステリー1 導入)
第12回:英文の読解と解説 10(ミステリー2 文法的理解)
第13回:英文の読解と解説 11(ミステリー3 背景知識の活用、文脈の特定)
第14回:英文の読解と解説 12(ミステリー4 総合解説)
第15回:全体のまとめ、授業アンケート、レポートの書き方
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 レポートによって評価する。レポートに授業で扱った内容がどれほど反映されているかによって評価が決定される。

評価基準の概要
可:規定の書式・分量・内容のレポートを提出した場合。
良:規定の書式・分量・内容のレポートを提出し、レポートの内容に授業の内容がある程度反映されている場合。
優:規定の書式・分量・内容のレポートを提出し、レポートの内容に授業の内容がかなり反映されている場合。
秀:規定の書式・分量・内容のレポートを提出し、レポートの内容に授業の内容が十分に反映されている場合。
教科書等 必要な英文・資料などは、授業開始時点で利用可能な物の中から適切と判断される物を適宜配布する。
担当者プロフィール もともと日本人はどのように英語を読んで理解するのかを研究してきた。その中で、初歩の英文和訳から一般の翻訳までの「広い意味での翻訳」が見せてくれる多彩な魅力に引き付けられ、現在のような授業を担当するようになっている。
研究室:語学センター棟4階、416
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 事後に授業用に利用したウェブサイト等で主要な点に関する講評を行う。
アクティブ・ラーニング
キーワード 英語、リーディング、読解
備考