科目名 応用言語論U
単位数 2.0
担当者 森田光宏
履修時期 後期
履修対象 2年次以上
講義形態 講義
講義の目的 応用言語論IIでは,実際の言語使用を主題とし,特に,
1)第二言語理論の変遷から見る言語知識と言語使用の違い,
2)コミュニケーション方略や異文化間コミュニケーションに焦点を当てた言語使用の実際,
について学び,考察する。
到達目標 1. 言語知識と言語使用の違いを理解する。(知識・技能)
2. 言語を使用する場面を考え,そこで起こり得る問題を解決するために,言語学習者として何を学ぶべきかを考え,学習する。(主体性・協働性)
3. 国際学部生として,国際社会の中での言語や文化についての諸問題を考える。(思考力・判断力・表現力)
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 1. 事前に配布される資料は,授業前に読み,まとめておくこと。
2. 授業後には,学んだことのまとめ,コメントシート及び事後課題を提出すること。
講義内容 第1回 イントロダクション:応用言語学の射程(応用言語論IIの目的)
第2回 第二言語習得理論の変遷(1):インプットの役割
第3回 第二言語習得理論の変遷(2):アウトプットの役割
第4回 第二言語習得理論の変遷(3):社会文化モデル
第5回 言語知識と言語使用の違い:明示的知識と暗示的知識
第6回 第一言語の第二言語習得への影響(1);言語転移
第7回 第一言語の第二言語習得への影響(2):中間言語
第8回 バイリンガルとは(1)
第9回 バイリンガルとは(2)
第10回 ヨーロッパ言語共通参照枠の考え方:複言語主義と複文化主義
第11回 言語能力を測定する(1)
第12回 言語能力を測定する(2)
第13回 日本における英語学習の意味と意義(1)
第14回 日本における英語学習の意味と意義(2)
第15回 応用言語学IIのまとめ:私たちの英語学習
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 授業課題40%,復習小テスト40%,授業参加度合い20%
教科書等 なし。毎回の授業前に参考資料とプリントを配布する。
担当者プロフィール
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック コメントシートの内容を授業内で取り上げることがある。また,課題や小テストの模範解答として,受講生の回答を共有することがある(個人情報は除く)。
アクティブ・ラーニング ディスカッション;振り返り;
キーワード 言語習得,コミュニケーション能力,言語学習
備考