科目名 | 英語聴解法 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 宮川 真(非常勤講師) | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 3年生 | ||
講義形態 | 演習 | ||
講義の目的 | 英語を使う際、壁となりうるものが聞き取りである。単に英語を聞くだけでは、聴解力は上がらないといっても過言ではない。英語の聞き取りが難しい理由として、@語彙力不足(知らない単語は聞き取れない)A native speakers of English と自分の英単語の発音を比べた際に大きな差がある B英単語が集まり文章となった場合、同化する音、弱くなる音などの英語の音の法則に関する理解が乏しいなどが挙げられる。この授業では、これらのことを念頭に置き、シャドーイング練習を重ねていく。この授業は、学生の皆さんが@語彙力を強化するA発音をnative speakers of Englishの発音に近づけるB英語の音の法則の理解することを目的とする。自分の英語の発音やイントネーションがnative speakers of Englishのものに近づくと「聞き取れる!」と実感できると思う。 | ||
到達目標 |
シャドーイング(音声を聞き、すぐ後につけて復唱する)を行うことにより、以下の目標に到達するようにする。 @自分の英単語の発音をnative speakers of English の発音に近づける。 A英単語が集まり文章となった場合、隣り合った単語が互いに影響し、音がどう変化するかなど英語の音に関する理解を深める。 B日常会話やニュースなどでよく使われる語彙を覚える(SDGs)。 ただ単に英語を聞き流すのではなく、上記3点を意識的に行うことで、英語聴解に関する体系的な知識・技能を獲得することを目標とする。また、この授業では、自身の英語聴解力を上げるためには自身にどのような学習が必要かを分析し、自分の学習を管理する能力を身につけること(課題解決能力を身につけること)も目標とする。 |
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受講要件 |
高度な英語力を身に付けたいという強い意志を持つ学生 TOEIC 550点程度以上の英語力 |
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履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 授業外でも、英語の音声を聞き、シャドーイングする時間をとること | ||
講義内容 |
第1回:授業の進め方・予習方法について 第2回:Goal 1 No Poverty(聞こえにくい音〔n〕前後の〔t〕〔d〕など) 第3回:Goal 4 Quality Education (音の同化〜meet youなど) 第4回:Goal 5 Gender Equality(無声音と有声音の比較 〜〔f〕と〔v〕など) 第5回:Goal 6 Clean Water and Sanitation(破裂音〜〔p〕〔b〕〔t〕〔d〕〔k〕〔g〕など) 第6回:TED TALKS Listening Project (1) (聴解による内容理解の確認, 要約) 第7回:TED TALKS Listening Project (2) (InputからOutputへ:Discussion) 第8回:Goal7 Affordable and Clean Energy 第9回:Goal10 Reducing Inequalities 第10回:Goal 12 Responsible Consumption and Production 第11回:Goal 13 Climate Action 第12回:Goal 14 Life Below Water 第13回:Goal 17 Partnerships for the Goals 第14回:Shadowing (自分で選んだ音声のシャドーイング) 第15回:PowerPoint Presentation Preparation 期末試験 :PowerPoint Presentation (English pronunciation and intonationを確認します) |
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期末試験実施の有無 | 実施する | ||
評価方法・基準 | 課題(毎授業シャドーイングのパフォーマンスを音声ファイルで回収・TED TALKS Listening Projectのレポートを回収・自分で選んだ音声のシャドーイングを音声ファイルで回収)と授業参加状況(50%)、TOEICリスニング試験(20%)、英語発音・イントネーションの確認のためのプレゼンテーション(30%)で総合的に評価する。欠席回数が4回以上になると、不可とする。また、課題提出が2/3以下の場合、リスニング試験・期末試験受験資格なしとする。 | ||
教科書等 |
テキスト CNN Short News for Listening SDGs 発行所:朝日出版社 1,200円+税 ISBN 978-4-255-15693-4 C1082 参考資料等は、授業で提示します。(VOA, TED TALKSなどを使用する予定) LMS(Learning Management System)を使用します。各自、授業外でアクセスすること |
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担当者プロフィール |
英国The University of Warwick、The University of London にて英語教育を研究 愛猫家 趣味:美術館巡り 研究室なし(初回授業で連絡方法を指示します) |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 毎回の提出物に関して、フィードバックを行います(シャドーイング音声ファイルを教員が確認し、Individual word pronunciation、Assimilation of words、Intonation、Understanding of sense groupsの4項目においてコメントをします)。 | ||
アクティブ・ラーニング | PBL/TBL/プレゼンテーション/ジグソー/ディスカッション/振り返り | ||
キーワード | シャドーイング, SDGs, CNN News | ||
備考 |