科目名 | 国際関係論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 吉田 晴彦 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 1年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 「グローバル化」の荒波の中で、国際情勢はめまぐるしく変容しつつある。様々な視点を持った多様なアクターが織りなす「国際関係」を私たちはどのように認識し、それについてどのように対処しようとしているのだろうか。国際関係が変容してきた状況と、私たちの「国際認識」の問題を中心に考えていく。 | ||
到達目標 | この講義では、社会科学という視点から、現在世界で問題となっているいくつかのテーマについて取り上げながら、「国際関係を見る眼」=知識、思考力の獲得を目標とする。 | ||
受講要件 |
特になし。 ただし、WEBClassやzoomを講義中に併用する予定なので、講義時にはWi-Fi接続またはインターネット接続可能な携帯端末(ノートパソコンが望ましい)を用意しておくこと。 また、可能な限りチャットを常用できる環境を準備することが望ましい。 |
||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 教科書や参考書の関連箇所を随時チェックしておくこと。また、普段から新聞やテレビの報道をチェックするよう心がけておくこと。 | ||
講義内容 |
1 ガイダンスとイントロダクション 2 国際関係とは何か (1)国際関係のイメージ (2)様々なアクターがおりなす関係 3 国際関係とは何か (1)近代以降の国際関係 (2)変容する国際認識 (3)変容する問題意識 (4)グローバル化の時代 (5)国民国家の現在 5 多様な人々が暮らす世界 (1)国際関係とアイデンティティ (2)国際関係と国際交流 (3)国際交流と戦争 (4)国際化の時代 (5)グローバル化の時代 (6)国家という「非常識」 6 まとめ |
||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 | 平常点(講義内で課されるレポート)5割、期末レポート5割の配分を基準に評価を行う。また、評価法としては相対評価を基本とする。講義内の発言、チャットの書き込みなど評価に値するものは加点対象とする。 | ||
教科書等 |
教科書 中村都編『新版 国際関係論へのファーストステップ』法律文化社 吉田晴彦『身近な生き物と国際関係1』(amazon kindle) 参考書として 戸田真紀子・勝間靖・三上貴教編『改訂版 国際社会を学ぶ』晃洋書房、2019年。 その他、講義内で適宜指示する。 |
||
担当者プロフィール |
国際関係論、国際協力論、平和研究を専攻。特に政府レベルおよび市民レベルの国際協力の問題、グローバル正義といった分野を研究しています。 研究室:国際学部棟 619号室 |
||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック |
講義内で随時質問に対する解答や解説を口頭またはチャットでフィードバックします。l 講義内で書いたレポートは次回以降にコメントするなどしてフィードバックします。 講義中の質問は随時受け付けます。 |
||
アクティブ・ラーニング | 振り返り:講義の中で、随時レポートを書いてもらいます。自身の考えをまとめ、また見つめ直す機会にしてください。 | ||
キーワード | 国際関係、アクター、トランスナショナル、国際認識、グローバル化、国民国家、国際交流 | ||
備考 |