科目名 | 国際安全保障論 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 講師 秦野貴光 | ||
履修時期 | 前期 | ||
履修対象 | 2年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 国際安全保障論における基本的な概念や理論を学ぶことを通じて、現代国際関係における戦争や紛争の原因と平和の条件について理解する。また、テロリズム、人道的介入、サイバー戦争といった新しい安全保障問題や安全保障に関わる様々な主体(アクター)の登場についての解説を通じて、国際関係における戦争や紛争の形態が時代とともにどのように変容してきたのかを理解する。 | ||
到達目標 |
・国際安全保障論における基本的な概念や理論を説明できる。(知識・技能) ・戦争や紛争の原因や平和の条件について様々な角度から説明できる。(知識・技能、思考力) ・国際関係における戦争・紛争の形態が歴史的にどのように変容してきたのか説明できる。(知識・技能、思考力) |
||
受講要件 | 特になし。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 本講義で学んだことをノートにまとめ、繰り返し復習すること。ニュースや新聞で報道されている昨今の国際紛争や国際問題を本講義で学んだ知識を用いて分析してみてください。 | ||
講義内容 |
第1回 イントロダクション 第2回 安全保障の理論1(リアリズム、リベラリズム) 第3回 安全保障の理論2(批判的安全保障研究、安全保障化等) 第4回 戦争の諸原因 第5回 平和の諸条件 第6回 集団安全保障と国際連合 第7回 人間の安全保障と開発 第8回 核抑止と核軍縮 第9回 「新しい戦争」と非国家主体 第10回 テロリズムと対テロ戦争 第11回 人道的介入と平和活動 第12回 移民・難民問題と安全保障 第13回 環境問題と安全保障 第14回 覇権国家の衰退と権力移行 第15回 サイバー戦争 |
||
期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業参加度30% 期末レポート70% |
||
教科書等 | 参考書:宮岡勲『入門講義 安全保障論』慶應義塾大学出版会、2020年。 | ||
担当者プロフィール | 国際安全保障論、国際政治理論、国際社会論を専攻。現在は台頭国の対多国間機構政策や多国間機構間関係を主な研究テーマにしている。 | ||
講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 提出した期末レポートは後日講評する。 | ||
アクティブ・ラーニング | ディスカッション | ||
キーワード | 安全保障、国際紛争、戦争、平和 | ||
備考 |