科目名 | 平和研究入門 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 教授 吉田 晴彦 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 1年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | 平和研究とは何か、その基本的な概念や枠組み、方法論について、主に国際関係、国際政治の視点から考察する。グローバル化が叫ばれる中で世界がどのような問題を抱えているのか、それらに対してどのような取り組みが行われようとしているのか、それらの問題はわたしたちとどのように関わりがあるのか、といった問題について考える。 | ||
到達目標 |
「平和」という論争的な概念について議論していくためには何が必要か、自ら考えるために必要な知識と思考力、表現力を身につけること。 2年次に開講される「平和研究I 、II」を受講するための基礎的知識を習得することも、目標の一つである。 |
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受講要件 |
特になし。 ただし、WEBClassやzoomを講義中に併用する予定なので、講義時にはWi-Fi接続またはインターネット接続可能な携帯端末(ノートパソコンが望ましい)を用意しておくこと。また、チャットを常用できるよう、可能な限り複数のモニター利用環境を用意しておくことが望ましい。 |
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履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 | 講義で提示する参考文献などを適宜チェックすること。また、普段から新聞やテレビの報道をチェックしておくこと。 | ||
講義内容 |
1 ガイダンス 2 平和という論理 3 科学としての平和研究 4 ジレンマを解く鍵(1) 5 ジレンマを解く鍵(2) 6 危機の内側 7 異なる視点 8 平和をめぐるイメージと理論(1) 9 平和をめぐるイメージと理論(2) 10 平和をめぐるイメージと理論(3) 11 平和をめぐるイメージと理論(4) 12 近代国民国家と平和 13 戦争と平和 14 冷戦終結と平和 15 まとめ |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
平常点(講義内で科されるレポート、発言など)5割、期末レポート5割を基本とする。また、評価法は相対評価を基本とする。 チャットや口頭による講義への建設的な貢献を加点対象とするので、積極的に講義に参加すること。 |
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教科書等 |
教科書 中村都編『新版 国際関係論へのファーストステップ』法律文化社 吉田晴彦『身近な生き物と国際関係1』 以下を参考図書として挙げておく。 勝間靖、戸田真紀子、三上貴教編『改訂版 国際社会を学ぶ』晃洋書房 広島市立大学国際学部 国際政治・平和フォーラム編『世界の眺めかた』(千倉書房) 大芝亮・山田哲也・藤原帰一編『平和政策』有斐閣 児玉克也・中西久枝・佐藤安信『はじめて出会う平和学』有斐閣 松尾雅嗣・小柏葉子編『アクター発の平和学』法律文化社 吉川元編『国際関係論を超えて』山川出版社 吉川元・加藤普章編『マイノリティの国際政治学』有信堂 山田浩・吉川元編『なぜ核はなくならないのか』法律文化社 |
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担当者プロフィール |
国際関係論、国際協力論、平和研究を専攻。特に政府レベルおよび市民レベルの国際協力の問題、グローバル正義といった分野を研究しています。 研究室:国際学部棟 619号室 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック |
講義内で書いたレポートは次回以降にコメントするなどしてフィードバックします。 講義中の質問は随時受け付けます。 |
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アクティブ・ラーニング | 振り返り:講義の中で、随時レポートを書いてもらいます。自身の考えをまとめ、また見つめ直す機会にしてください。 | ||
キーワード | 平和研究、社会科学、常識と非常識、地球市民社会。 | ||
備考 |