科目名 平和研究U
単位数 2.0
担当者 【講師】
広島平和研究所 各研究員 (14人)

【広島平和研究所コーディネーター】
教授 河上 暁弘
【国際学部コーディネーター】
教授 吉田 晴彦
履修時期 後期
履修対象 2年
講義形態 講義
講義の目的 平和および紛争研究の具体的な事例について、広島平和研究所各研究員の研究成果を参考にしながら学び、現代の国際社会が直面する課題について考える。
到達目標 広島平和研究所研究員による、多様な平和・紛争等の研究成果を学び、それらを理解することで、平和とは何か、何が自分たちにできるかを考え、それを自分の言葉で論理的に説明・表現できる力を身につけること。[知識・判断力・表現力]
受講要件 ・初回を含めてなるべくすべての回の講義に出席してください。
・講義資料は、学内講義支援webシステム「WebClass」に事前掲載します(英語の講義は必ず事前掲載します)。事前に掲載された場合は、受講生は、必ず、各自事前に印刷をして、講義に持参してください。
・資料、最新情報などのサポートをWeb Classに掲載するので、必ず毎回チェックしてください。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ・事前に提示される資料(とくに英語による講義の資料)は必ず事前に読み込んで授業に臨むこと(各回30分程度)。
事後には、講義の復習のみならず、講義で提示された参考文献なども積極的に読み込むこと(各回60分程度)。

・英語を使用している外国人教員による講義は基本的に英語で行われる。英語で行われる講義については、受講者の利便性を考えて、資料を講義の1週間前を目安に、学内講義支援ウェブサイト「Web Class」で公開することを考えているので、必ず事前に目を通し、また資料を持参して講義に臨むこと。
講義内容 以下の内容を予定している(ホットなテーマを各回とりあげたいと思うので、変更の可能性もある)。最新情報(各回の講義内容や担当者)は必ず事前にWeb Classを参照のこと。

1 ヒロシマと憲法
2 西ドイツの反核運動
3 貧困緩和と開発援助 
4 国際法から考えるロシアのウクライナ侵攻
5 憲法改正論と平和
6 3度のインドシナ戦争とASEAN ※英語講義
7 外国人被爆者をめぐる問題
8 民族自決と国際平和の相克
9 プーチン時代の核戦略
10 日米安保体制と中国
11 朝鮮半島の平和と北朝鮮の核問題
12 環境/資源問題と平和
13 残留日本兵問題 
14 グローバルヒバクシャについて ※英語講義
15 戦後日本の平和の「構造」と課題
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 ・対面授業の場合は、期末試験(記述式:日本語問題1問、英語問題1問[英語問題は事前に問題を提示する])90%、平常点(受講票による)10%
・もし、オンライン講義となった場合は、別途指示する。その場合は、期末レポート7割、受講票をはじめとした平常点1割、英語の講義については、英語での課題(受講票)(2割)で採点する予定。
教科書等 講義内で適宜指示または教材プリントを提示する。(WebClassで公開する場合もある)
担当者プロフィール 担当者の経歴・研究内容等については、広島市立大学広島平和研究所ホームページを参照のこと。
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/index.php
講義に関連する実務経験 担当者の経歴・研究内容等については、広島市立大学広島平和研究所ホームページを参照のこと。
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/index.php
課題や試験に対するフィードバック 質問は、講義終盤もしくは講義後など、講義外でも別途受けつける予定。
アクティブ・ラーニング 原則として各回に振り返りの受講票(ミニッツペーパー)が課される。
講義によっては、講義時間内に、ディスカッションやディベートの時間を設けることがある。

キーワード 平和 人権 安全保障
備考 ・基本的に対面での講義を予定している。(一部オンライン講義も開催予定)
・新型コロナ対応の必要があればオンラインまたはオンデマンドの講義にて講義を行う可能性もある。