科目名 日本政治論
単位数 2.0
担当者 准教授 武田 悠
履修時期 前期
履修対象 2年次
講義形態 講義
講義の目的  主に第二次世界大戦後の日本政治の歴史とそれに関係する政治学上の概念についての解説を通じ、日本政治の歴史と構図を理解するのに必要な知識と考え方を身につけることを目的とする。
 講義は対面で行うが、資料の配布や小テストの実施、期末レポートの提出等はWebClassで行う。また状況次第ではナレーション付きのスライドを毎週配布するオンデマンド方式に切り替える。
到達目標 日本の政治の仕組みを理解すること(知識・技能)、および日本の政治について他国の政治制度との違いも踏まえつつ自分の言葉で説明できるようになること(思考力・判断力・表現力)。
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 講義の内容に関する新聞記事を事前に読む(30分)
事後には各回の講義で紹介する参考文献を読んで理解を深める(60分)
講義内容 1. はじめに:政治とは何か
I 戦前から戦後への変化
2. 明治憲法と日本国憲法
3. 議院内閣制と政党
4. 軍部
II 戦後の経済成長
5. 高度経済成長と日本社会の変化
6. 55年体制下の自民党
7. 55年体制下の野党
8. 官僚機構の変遷
9. 中央と地方の関係
10. 利益団体と世論の力
III 冷戦後の改革
11. 選挙制度改革
12. 行財政改革
13. 首相官邸の運用
14. 民主主義の現在
15. おわりに:日本政治の性格
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 各回の小テスト(40%)で重要なテーマを正確に理解しているかを問う。
期末レポート(60%)で各自の理解を文章で論理に表現できるかを問う。
教科書等 教科書:なし
参考書:前田健太郎『女性のいない民主主義』岩波新書、2019年
担当者プロフィール 専門は日本外交史、特に1970年代以降の日米関係。
研究室:国際学部棟643
講義に関連する実務経験 2011年6月~2012年3月 外務省(調査分析に従事)
2015年4月~2017年3月 外務省外交史料館(文書管理等に従事)
課題や試験に対するフィードバック 小テストは次週模範解答を配布する。また授業に関する質問を提出した場合は合わせて次週解説する。
期末レポートは希望者に対しコメントを開示する。
アクティブ・ラーニング 振り返り
キーワード 高度成長、自民党、行財政改革
備考