科目名 開発社会学
単位数 2.0
担当者 准教授 目黒紀夫
履修時期 前期
履修対象 2年次以降
講義形態 講義
講義の目的 開発社会学の基礎となる概念・理論を理解し、それらの概念や理論を実際に用いることができるようになる。
到達目標 ・開発社会学の基礎となる概念・理論を理解する。(知識・技能)
・開発社会学の基礎となる概念・理論に関連する文献を読解する。(思考力・判断力)
・開発社会学の基礎となる概念・理論を用いた調査を計画・実践する。(思考力・判断力・表現力)
受講要件 「国際開発学」の単位を修得していることが望ましい。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 授業内容に即して、文献の精読、調査計画の作成、調査の実践、調査結果の分析を事前・事後に行なう。
講義内容 第1回:開発社会学の特徴
第2回:参加(1)――概念と理論の講義
第3回:参加(2)――文献の精読と調査の立案
第4回:参加(3)――調査の実践/結果の分析
第5回:社会関係資本(1)――概念と理論の講義
第6回:社会関係資本(2)――文献の精読と調査の立案
第7回:社会関係資本(3)――調査の実践/結果の分析
第8回:住民組織化(1)――概念と理論の講義
第9回:住民組織化(2)――文献の精読と調査の立案
第10回:住民組織化(3)――調査の実践/結果の分析
第11回:エンパワーメント(1)――概念と理論の講義
第12回:エンパワーメント(2)――文献の精読と調査の立案
第13回:エンパワーメント(3)――調査の実践/結果の分析
第14回:その他の重要な概念・理論
第15回:総括――開発社会学「らしさ」を考える
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 学期末のレポート:40%
授業内の演習(各概念・理論に関する調査の計画・実行、合計4回):60%(各15%)
教科書等 参考書:『参加型開発の再検討』(佐藤寛編、アジア経済研究所、2003年)、『援助とエンパワーメント――ソーシャルキャピタル論の可能性』(佐藤寛編、アジア経済研究所、2001年)、『援助と住民組織化』(佐藤寛編、アジア経済研究所、2004年)、『援助とエンパワーメント』(佐藤寛編、アジア経済研究所、2005年)
担当者プロフィール 専門はアフリカ地域研究、環境社会学、開発社会学。ケニア南部のマサイ社会において2005年からフィールドワークを実施。他にタンザニア北部のイコマ社会、熊本県の水俣、島根県隠岐郡の海士町にも定期的に通っている。
研究室:国際学部棟5階538
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 授業内の演習に関しては事後に講評を行なう。
学期末のレポートについては採点後に講評を行なう。
アクティブ・ラーニング TBL、ディスカッション、振り返り
キーワード 開発社会学、参加、社会関係資本、住民組織化、エンパワーメント
備考