科目名 | アフリカ社会と開発 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | 准教授 目黒紀夫 | ||
履修時期 | 前期・集中講義 | ||
履修対象 | 2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | アフリカ社会が直面する今日的な課題を歴史的な経緯を踏まえて理解した上で、そうした諸課題の解決を目指して具体的かつ学際的な事例に基づいて議論・構想された「アフリカ潜在力(African Potentials)」の理論を、講義および日本語・英語の文献購読と授業内での議論を通じて理解する。 | ||
到達目標 |
・アフリカ社会が直面する今日的な課題を歴史的な経緯を踏まえて理解する。(知識・技能・思考力) ・「アフリカ潜在力(African Potentials)」の理論を理解する。(知識・技能・思考力・判断力) |
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受講要件 | 「アフリカ研究(T)」の単位を修得していること。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
事前学習:事前に配布された資料を読み要点と疑問点を整理する 事後学習:授業を踏まえて配布資料の要点を「アフリカ潜在力」の観点から再度整理する |
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講義内容 |
第1回 アフリカの社会と文化 第2回 アフリカの歴史 第3回 アフリカの政治と経済 第4回 アフリカの開発 第5回 アフリカ潜在力の基本的な特徴 第6回 紛争とアフリカ潜在力 第7回 市場とアフリカ潜在力 第8回 生業とアフリカ潜在力 第9回 保全とアフリカ潜在力 第10回 文化とアフリカ潜在力 第11回 言葉とアフリカ潜在力 第12回 教育とアフリカ潜在力 第13回 ジェンダーとアフリカ潜在力 第14回 アフリカ潜在力と日本 第15回 アフリカ潜在力と未来 |
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期末試験実施の有無 | 実施しない | ||
評価方法・基準 |
授業内での発表の内容:20% 授業内での議論への発言内容:20% 学期末のレポート:60% |
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教科書等 | 参考書:『シリーズ地域研究のすすめ2 ようこそアフリカ世界へ』(遠藤貢・阪本拓人編、昭和堂、2022年)、『アフリカ潜在力』シリーズ全5巻(太田至シリーズ総編集、京都大学学術出版会、2016年)、African Potentials: Convivial Perspectives for the Fture of Humanityシリーズ全7巻(松田素二シリーズ総編集、Langaa RPCIG、2021年)、『アフリカ潜在力が世界を変える:オルタナティブな地球社会のために』(松田素二/フランシス・B・ニャムンジョ/太田至編、京都大学学術出版会、2022年) | ||
担当者プロフィール |
専門はアフリカ地域研究、環境社会学、開発社会学。ケニア南部のマサイ社会において2005年からフィールドワークを実施。他にタンザニア北部のイコマ社会、熊本県の水俣、島根県隠岐郡の海士町にも定期的に通っている。 研究室:国際学部棟5階538 |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | 授業内での発表と議論については授業中に、学期末のレポートについては採点後に講評を行なう。 | ||
アクティブ・ラーニング | TBL、ディスカッション、振り返り | ||
キーワード | アフリカ、社会、開発、潜在力 | ||
備考 |
この授業は、2023年度まで「African Societies and Development」として開講されていたものである。同科目と内容は基本的に同じであり、英語文献の購読および英語を用いた講義なども行う。「African Societies and Development」の単位を修得している者は履修できない。 4月にガイダンスを行ない、履修者の希望を踏まえて集中講義の日程は最終決定する。ガイダンスの日程には4月に掲示板とWebClassを通じて案内する予定なので、履修を考えている者は必ずガイダンスに参加すること。 |