科目名 経営組織論
単位数 2.0
担当者 山ア 雅夫
履修時期 後期
履修対象 2年次以上
講義形態 講義
講義の目的 企業経営において組織を管理することは非常に重要なことです。何より、企業が存続し続けるために、どのようにするのかを常に意思決定しなければなりません。そして、組織が個人に与える影響は大きく、その意味で重要な制度(システム)となっていることを知る必要があります。また、行動のメカニズムやそれぞれの人への影響も理解する必要があります。
そのために、相互の影響に着目しながら、組織の問題を幅広く学習する。
到達目標 組織に関する問題や課題について、一般的な考え方ができるようになることを到達目標とする。目先の状況に左右されることのない、問題の本質をつかむ能力を養う。
ディプロマ・ポリシー: 「知識、思考力、判断力、表現力」。
受講要件 特にありません。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 予習・復習をする。授業外学習として68時間が目安となる。毎回設定されている「問」について考えると学習効果が高い。
講義内容 第1回 オリエンテーション 全体像を把握する
第2回 マクロ組織論(組織論)、ミクロ組織論(組織行動論)
第3回 組織とは、組織均衡
第4回 経営組織論の変遷
第5回 組織構造のデザイン、組織文化
第6回 環境適合(コンティンジェンシー理論、エコシステム)
愛7回 イノベーション
第8回 ガバナンス、企業倫理、NPO
第9回 組織行動T〜モチベーション〜
第10回 組織行動U〜リーダーシップ〜
第11回 組織行動V〜エンゲージメント〜
第12回 組織行動W〜組織学習〜
第13回 組織行動X〜キャリア・マネジメント〜
第14回 人的資源管理
第15回 振り返り 経営組織論とは?
※状況により、講義計画を変更・調整することもあります。
※上記とは別に期末試験として期末レポートの提出をしていただきます。
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 期末レポート(60%)、小テスト(10%)、平常点(30%)

ルーブリック
秀: 組織に関する問題や課題についての一般的な考え方を把握し、それについて自分の考えを示すことができる。
優: 組織に関する問題や課題についての一般的な考え方を把握できている。
良: 組織に関する問題や課題についての一般的な考え方を80%把握できている。
可: 組織に関する問題や課題についての一般的な考え方を60%把握できている。
教科書等 資料を毎回配布する。
資料で取り扱っている主要な参考文献は以下の通り。
桑田耕太郎・田尾雅夫(2010)『組織論(補訂版)』有斐閣アルマ.
開本浩矢(2014)『入門組織行動論(第2版)』中央経済社.
スティーブン P. ロビンス(2009)『組織行動のマネジメント』ダイヤモンド社.
服部泰宏(2023)『組織行動論の考え方・使い方〔第2版〕』有斐閣.
担当者プロフィール 博士(政策学)、修士(経営管理)、修士(工学)。専門は、人的資源管理論、経営組織論。
最近取り組んでいる研究テーマは、「広島のプロフェッショナルを知る」です。
主要な著書に、山ア雅夫(2020)『技術者直観形成論 ?理論と実践』があります。
研究室:国際学部棟5階536号室 (m-yamasaki@hiroshima-cu.ac.jp)
講義に関連する実務経験 技術者、NPO事務局、大学教授補佐。
詳細につきましては、本学HP(教員総覧)をご参照下さい。
課題や試験に対するフィードバック 自分自身の振り返りのためにフィードバックを必要とする学生には個別に応答します。
アクティブ・ラーニング ディスカッション、振り返り
キーワード 組織、組織構造、組織行動
備考