科目名 人的資源管理論
単位数 2.0
担当者 山ア 雅夫
履修時期 前期
履修対象 2年次以上
講義形態 講義
講義の目的 企業経営は、ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ(人・物・金・情報)から成り立ちます。特に人に関することは、企業にとって最も重視すべきことです。組織の中で中心となって動く人材がいなければ企業の存続はありえません。
企業が必要な人材をどういう基準で採用し、育成し、配置するか、従業員に対する賃金や評価制度はどうあるべきかなど、人の問題を幅広く学習する。
到達目標 企業の人に関する問題や課題について、一般的な考え方ができるようになることを到達目標とする。目先の状況に左右されることのない、問題の本質をつかむ能力を養う。
ディプロマ・ポリシー: 「知識、思考力、判断力、表現力」。
受講要件 特にありません。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 予習・復習をする。授業外学習として68時間が目安となる。毎回設定されている「問」について考えると学習効果が高い。
講義内容 第1回 オリエンテーション 全体像を把握する
第2回 雇用管理T〜採用〜
第3回 雇用管理U〜配置・異動・昇進・雇用調整〜
第4回 人材育成(能力開発、キャリア形成)
第5回 人事制度
第6回 賃金管理
愛7回 労働時間管理
第8回 組織
第9回 労使関係
第10回 若年者雇用
第11回 外国人労働者
第12回 非正規従業員と派遣労働者
第13回 ダイバーシティ・マネジメント
第14回 人事政策(国際比較)
第15回 振り返り 人的資源管理論とは?
※状況により、講義計画を変更・調整することもあります。
※上記とは別に期末試験として期末レポートの提出をしていただきます。
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 期末レポート(60%)、小テスト(10%)、平常点(30%)

ルーブリック
秀: 企業の人に関する問題や課題についての一般的な考え方を把握し、それについて自分の考えを示すことができる。
優: 企業の人に関する問題や課題についての一般的な考え方を把握できている。
良: 企業の人に関する問題や課題についての一般的な考え方を80%把握できている。
可: 企業の人に関する問題や課題についての一般的な考え方を60%把握できている。
教科書等 資料を毎回配布する。
資料で取り扱っている主要な参考文献は以下の通り。
佐藤博樹・藤村博之・八代充史(2023) 『新しい人事労務管理(第7版)』 有斐閣アルマ.
今野浩一郎・佐藤博樹(2020)『人事管理入門(第3版)』日本経済新聞出版.
八代充史(2019)『人的資源管理論 -理論と制度(第3版)』中央経済社.
担当者プロフィール 博士(政策学)、修士(経営管理)、修士(工学)。専門は、人的資源管理論、経営組織論。
最近取り組んでいる研究テーマは、「広島のプロフェッショナルを知る」です。
主要な著書に、山ア雅夫(2020)『技術者直観形成論 ?理論と実践』があります。
研究室:国際学部棟5階536号室 (m-yamasaki@hiroshima-cu.ac.jp)
講義に関連する実務経験 技術者、NPO事務局、大学教授補佐。
詳細につきましては、本学HP(教員総覧)をご参照下さい。
課題や試験に対するフィードバック 自分自身の振り返りのためにフィードバックを必要とする学生には個別に応答します。
アクティブ・ラーニング ディスカッション、振り返り
キーワード 人的資源管理論、人事政策、能力開発、キャリア形成、経営学
備考