科目名 離散数学
単位数 2.0
担当者 知能工学専攻 准教授 岩田 一貴(A,B,C,Dクラス担当)
情報工学専攻 教授 井上 智生(E,F,G,Hクラス担当)
情報工学専攻 教授 永山 忍(I,J,K,Lクラス担当)
履修時期 前期(第1ターム)
履修対象 2年次
講義形態 講義
講義の目的 情報科学に関わる専門科目を深く学ぶために必要な離散数学を初歩から学ぶ。離散数学は離散的な値を持つ量や現象を扱う数学であるが、その基礎である集合、論理、写像、数え上げと帰納法、数の体系、剰余演算、関係、グラフを身につける。
到達目標 ・集合、論理、写像、数え上げと帰納法、数の体系、剰余演算、関係、グラフを理解する。【知識2、技能1】
・離散数学を用いて離散的な値を持つ量や現象を表現し、評価することができる。【思考力・判断力】
受講要件 特になし。
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ・効率的に学ぶために、事前に教科書の指定範囲を予習することで、わからない点を明確にしておく。(学修時間:週60分)
・事後は教科書の演習問題を解くなどして内容の理解を深める。(学修時間:週120分)
講義内容 第1回 はじめに/離散集合 (1) 集合の定義と演算
第2回 離散集合 (2) 和集合の数え上げ
第3回 論理計算 (1) 命題と論理演算
第4回 論理計算 (2) 論理と証明
第5回 写像
第6回 数え上げと帰納法
第7回 数の体系
第8回 前半のまとめと復習
第9回 剰余演算
第10回 離散関係 (1) 関係グラフと関係行列
第11回 離散関係 (2) 同値関係
第12回 順序の数学 (1) 順序関係
第13回 順序の数学 (2) 上限と下限
第14回 離散グラフ (1) 離散グラフの特徴
第15回 離散グラフ (2) 離散無向グラフ/後半のまとめと復習
※授業の順序は変更することがある。
※上記とは別に期末試験を実施する。
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 授業参加度 10点
試験の得点 90点
教科書等 教科書: 小倉久和、はじめての離散数学、近代科学社、2011
担当者プロフィール [岩田一貴] 数理工学を専攻。 研究室: 情報科学部棟7階710室
[井上智生] ディペンダブルコンピューティングを専攻。 研究室: 情報科学部棟7階757室
[永山 忍] 論理設計を専攻。 研究室: 情報科学部棟4階411室

オフィス・アワー(教員が学生の質問や相談を受けられるように研究室にいる時間のこと)を設定しています。オフィス・アワーの詳細はWebClassにて伝えます。
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 試験は試験後に模範解答と解説を提示する。
アクティブ・ラーニング 振り返り
キーワード 集合、論理、写像、数え上げ、帰納法、数の体系、剰余演算、関係、グラフ
備考 【教職】高一種(数学)