科目名 | 確率統計 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 |
システム工学専攻 准教授 村田 佳洋(GHIクラス担当) 知能工学専攻 講師 佐藤 倫治(DEFクラス担当) 情報工学専攻 教授 高野 知佐(ABCクラス担当) システム工学専攻 准教授 中山 仁史(JKLクラス担当) |
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履修時期 | 前期(第1ターム) | ||
履修対象 | 2年次 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 |
データを整理して要約したり,図示するための記述統計学について理解する. 次に,統計的推定および検定の予備知識として必要な確率論を学ぶ. 最後に,情報科学において広く使われるような統計的推定および仮説検定の手法を身につける. |
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到達目標 |
・確率的な考え方や統計的手法に関する考え方を修得する【知識1・技能1・思考力・判断力】 ・統計学を用いてデータを解析するための基礎的な知識を習得する【知識2・技能1・主体性】 |
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受講要件 | 「解析学T」,「解析学U」,「実社会指向基礎数学」を修得していることが望ましい. | ||
履修取消の可否 | 否 | ||
履修取消不可の理由 | 必修科目のため | ||
事前・事後学修 |
事前に教科書の指定範囲を予習し,わからない点を明確にしておくこと.(学修時間:週60分) 講義後には,とりあげた事項や例題について十分に復習し,演習問題を積極的に解くことによって理解を深めよ.(学修時間:週120分) 必要に応じて,1年生の数学系科目の内容を参照せよ.質問も歓迎する. |
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講義内容 |
1 度数分布,代表値,散布度,相関関係 2 回帰直線 3 確率,確率変数 4 離散型確率変数 5 連続型確率変数 6 多次元確率変数,極限分布 7 母集団と標本,標本分布 8 中間まとめ 9 点推定 10 区間推定と検定 11 母平均の推定と検定,母分散の推定と検定 12 母比率の推定と検定,適合度検定 13 母平均の差の検定 14 独立性の検定,相関係数の検定 15 まとめ ※授業の順序は変更することがある. ※試験期間に別途期末試験を実施する. |
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期末試験実施の有無 | 実施する | ||
評価方法・基準 |
科目の到達目標の達成度合いを,レポート(10%)および試験(90%)の結果で評価する. 評価項目は講義内容のとおりである. 評点に対する評価は履修規定のとおり. |
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教科書等 |
教科書: 岩佐学・薩摩順吉・林利治,理工系の数理「確率・統計」,裳華房,2018 参考書: 小寺平治,ゼロから学ぶ統計解析,講談社,2002. |
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担当者プロフィール |
高野 知佐 (情報工学科) 専門分野:ネットワーク, 問い合わせ先:情報科学部棟別館5階507室 佐藤 倫治 (知能工学科) 専門分野:数理統計学, 問い合わせ先:情報科学部棟5階520室 村田 佳洋 (システム工学科) 専門分野:組合せ最適化, 問い合わせ先:情報科学部棟8階820室 中山 仁史 (システム工学科) 専門分野:音声信号処理, 問い合わせ先:情報科学部棟8階843室 授業内容や宿題などに関する,学生の個別学習相談を随時受け付ける. 教員の所在は,学内サイネージ等に掲示されているため,確認の上,研究室を訪ねてみること. |
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講義に関連する実務経験 | |||
課題や試験に対するフィードバック | ・レポート課題については,解答例を示す. | ||
アクティブ・ラーニング | 振り返り | ||
キーワード | 記述統計,確率論,統計的推定,検定 | ||
備考 | 【教職】 高一種(数学) |