科目名 観光情報学
単位数 2.0
担当者 准教授 目良 和也
履修時期 前期(第2ターム)
履修対象 2年生
講義形態 講義
講義の目的 観光情報学は、情報の観点から観光を捉える新しい学問分野である。本講義では、情報科学の技術が観光分野にどのように応用されているかと、演習を通して情報技術の活用方法について学ぶ。演習では、少人数のグループに分かれてテキスト情報を利用した観光地イメージの分析を行い、成果を発表する。
到達目標 ・情報の観点から観光をとらえる考え方を身につける【知識1】【技能1】
・自分自身で課題を設定し,データ収集・分析・プレゼンテーションを行う能力を身につける【思考力・判断力】【表現力】
・グループで相談してテーマを設定し,作業を分担して課題を達成する能力を身に着ける【主体性】【協働性】
受講要件 ・コンピュータの基本的な操作ができること
・インターネットに接続できるノートパソコンを講義室に持参できること
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ・講義内容に関する提出課題を完成させる(学修時間:3時間30分)
・グループ課題に取り組み,レポートを完成させる(学修時間:2時間)
・グループ課題に取り組み,プレゼンテーションの準備を行う(学修時間:2時間)
講義内容 1. 観光情報学とは+情報化時代の観光行動
2. ゲーミフィケーションと観光
3. 位置情報ゲームと観光(位置情報サービスの概要および要素技術)
4. 位置情報ゲームと観光(位置情報サービスの事例,位置情報ゲームと観光)
5. 拡張現実の活用と聖地巡礼(拡張現実とは,拡張現実の基礎技術,メタバース)
6. 拡張現実の活用と聖地巡礼(観光への応用,拡張現実の課題と可能性)
7. 令和6年度観光白書の紹介,オンラインツアー,ワーケーション
8. 観光情報学の研究事例紹介
9. オンラインミーティングの必要性とツール
10. グループ発表課題の説明,テキストと画像を使ったSNS解析手法
11. [グループ演習] 発表動画の作り方+オフィスアワー
12. [グループ演習] 発表スライド作成のコツ+オフィスアワー
13. [グループ演習] オフィスアワー
14. 発表動画の評価方法+評価
15. 各発表に対する講評+総括

注:観光業界に関する新しい話題があれば随時内容を変更する
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 ・講義中に行うディスカッションや発表、受講態度などの授業参加度:25%
・課題に関するレポート:40%
・グループワークのレポートおよびプレゼンテーション:35%
教科書等 なし(参考資料を適宜配布する)
担当者プロフィール 広島市立大学大学院情報科学研究科 准教授
感情情報処理,自然言語対話システム,テキストからの情報抽出等の研究に従事。
研究室:情報科学部棟761室

授業内容や課題などに関する相談を電子メールで随時受け付けています
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック ・レポートについては内容を確認し,不十分な点があれば個別にコメントを返す
・プレゼンテーションについては,発表後に講評を行う
アクティブ・ラーニング PBL,TBL,プレゼンテーション,ジグソー,調査活動,振り返り
キーワード IoT,位置情報サービス,拡張現実,メタバース,聖地巡礼,ゲーミフィケーション,オンラインツアー,ワーケーション,オンラインミーティング,Webデータマイニング
備考 本講義では後半からグループワーク主体となるため,配慮が必要な方は事前にご連絡ください