科目名 テクニカルコミュニケーション演習
単位数 1.0
担当者 准教授 八方 直久,准教授 川端 英之,准教授 ルカック マーティン
履修時期 前期(第1ターム)
履修対象 3年次以上
講義形態 演習
講義の目的 科学技術に関する論文などの読解や執筆に求められる様々な能力を支える基本的知識を理解する.また,それらの基本的知識を活用した英文による技術コミュニケーションをスムーズに行える力を身に付ける.
到達目標 ・科学技術英語論文の執筆や読解,科学技術英語プレゼンテーションに必要な英語の3C(Clear, Concise, Correct)を意識するために必要な基本的知識(単語,文法)を身につける.【技能2】
・技術英語能力検定(技術英検)3級レベル以上の技能を身につける.【知識1,技能2】
・上記の身につけた知識・技能を用いて自分の考えていることを明瞭・簡潔・正確に相手に伝えられるようになる.【表現力】
受講要件 ・2年次までに学習した英語について,十分復習しておくこと.
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため.
事前・事後学修 ・事前にテキストや配布資料を読み,前回の授業との関連性を確認し,トピックの全体像を把握すること.(学修時間:週60分)
・事後に十分な復習をし,不明点があれば迅速に担当教員に質問すること.(学修時間:週60分)
講義内容 1. ガイダンス,実力テスト*
2-3. 名詞と冠詞,5分型に関する解説,文法理解,演習
4-5. 技術英語の主語,形容詞と名詞に関する解説,文法理解,演習
6-7. 関係代名詞,分詞に関する解説,文法理解,演習
8-9. 前置詞,to不定詞と動名詞に関する解説,文法理解,演習
10-11. 接続詞に関する解説,文法理解,演習
12-13. 助動詞,分詞構文に関する解説,文法理解,演習
14-15. プレゼンテーションの演習,確認テスト
*初回に実力テストを実施し,2回目以降はテスト結果に基づき普通クラス(上位1/2程度)と基礎クラスに振り分ける.普通クラスは,上記の内容に加えて,技術英検2級レベルの内容なども学修する.
※授業の進行状況等により内容を変更することがある.
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 【評価方法】
小テスト 50%,確認テスト50%の割合で成績を総合的に評価する.
【評価基準】
秀,優,良,可,不可の基準は,学生便覧記載のとおりとする.
教科書等 【教科書】:日本能率協会著「技術英語I」(日本能率協会,2022)

【参考書】:
・日本能率協会著「技術英語II」(日本能率協会,2022)
・日本能率協会著「技術英検3級問題集」(日本能率協会,2022)
・川井ゆみ子著「技術系英語プレゼンテーション教本」(日本工業英語協会,2013)
担当者プロフィール 【八方 直久】物性物理学を専攻.情報工学を利用して,原子スケールのホログラフィー測定技術の開発と,その応用に取り組んでいる.
【川端 英之】情報工学を専攻.プログラミング言語処理系,高性能ライブラリ,プログラミング支援環境などに関する研究に従事.
【ルカック マーティン】授業で(英語で)質問してください.

研究室 :情報棟4階437号室(八方),5階541号室(川端),4階451号室(ルカック)
相談時間:随時受け付けますが、まずはメール連絡をお願いします.
連絡先 :メールは,WebClassから担当教員宛に送ることができます.
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 出題回以降の授業で解説する.
アクティブ・ラーニング ディスカッション
キーワード Clear(明瞭な), Concise(簡潔な), Correct(正確な)
備考