科目名 知能工学実験V
単位数 1.5
担当者 知能工学専攻 准教授 宮崎大輔,講師 馬場雅志
履修時期 後期(第3ターム)
履修対象 3年次
講義形態 実験
講義の目的 計算機内部に保持する3次元形状モデルから2次元の画像を生成する技術であるコンピュータグラフィックス(CG)について学ぶ.Java言語を利用したプログラミングを通して,CGに関する知識・原理を理解する.
到達目標 コンピュータグラフィックスに関する基本的な知識・原理を習得し,3次元CGプログラミングによる演習を通じ,基本的なCG画像を作成できる.【知識2,技能1,思考力・判断力,主体性】
受講要件 「知能工学実験T,U」の単位を取得していることが望ましい.同時に,講義科目「コンピュータグラフィックスT,U」を受講していることが望ましい.
履修取消の可否
履修取消不可の理由 必修科目のため.
事前・事後学修 教科書をよく読み,実験内容について予習する.大学の演習室等を利用し,授業時間外もプログラミング演習課題に取り組む.
講義内容 1 講義の概要と導入,座標変換,行列,3次元の表示
2 ポリゴンモデル,隠面消去
3 光学的モデルとシェーディング
4 レイトレーシング法
5 マッピング
6 形状表現
7 自由作品制作
8 まとめ
※授業の順序は変更することがある
期末試験実施の有無 実施しない
評価方法・基準 レポート提出により行う(100%).
教科書等 小笠原祐治:Javaによる簡単実習3次元CG入門,森北出版
参考書:
コンピュータグラフィックス編集委員会編:コンピュータグラフィックス,画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
野中謙一郎(他):技術レポート作成と発表の基礎技法(改訂版),コロナ社
担当者プロフィール 授業内容や宿題などに関する,学生の個別学習相談を随時受け付けています.
教員の所在は,学内サイネージ等に掲示されていますので,確認の上,居室を訪ねてみてください.
宮崎:コンピュータビジョンの研究に従事.
情報科学部棟6階 614室
馬場:高精細なCGの研究に従事.
情報科学部棟6階 610室
講義に関連する実務経験 馬場:1992年4月〜1994年12月 トヨタ自動車株式会社に勤務(システム開発業務に従事)
課題や試験に対するフィードバック 代表的な提出レポートに対して後日講評する.
アクティブ・ラーニング PBL
キーワード 形状モデル,レンダリング,照明モデル,レイトレーシング,マッピング,シェーディング,隠面消去,座標変換,Java
備考