科目名 電子回路
単位数 2.0
担当者 システム工学専攻 准教授 神尾武司
履修時期 後期(第4ターム)
履修対象 2年
講義形態 講義
講義の目的 電気・電子技術の急速な発達に伴って,この方面の技術者に対する高度な技術的要求は益々強くなっている.こうした要求に応えるために,電気・電子系の基礎知識を理解する.特に,アナログ電子回路について理解する.
到達目標 ・トランジスタなどの半導体素子とその基本構成について理解し,説明できるようになる.【知識2,技能1】
・電子回路の基本構成要素に関する知識に基づいて,増幅器,発振器などの回路とその特性について理解し,説明できるようになる.【知識2,技能1】
受講要件 ・必須ではないが,電気回路を履修済みであることが望ましい.
・学習意欲が高く,自ら積極的に受講できること.
履修取消の可否
履修取消不可の理由
事前・事後学修 ・講義スライド等をWeb Classにアップロードするので,予習・復習に適宜活用する.
・課題を通じて講義内容を理解し,次の講義に望む.
・授業時間以外の自主的な学修時間として,合計30時間程度を想定する.
講義内容 第1回 電源と信号源
第2回 信号の増幅と増幅器のモデル
第3回 ダイオード
第4回 バイポーラトランジスタ
第5回 バイポーラトランジスタ増幅器
第6回 接地方式
第7回 電力増幅器
第8回 前半まとめ
第9回 小信号解析
第10回 MOSトランジスタ
第11回 MOSトランジスタを用いた回路
第12回 演算増幅器
第13回 負帰還回路
第14回 発振器
第15回 後半まとめ
期末試験実施の有無 実施する
評価方法・基準 受講態度や課題(20%),中間レポート(40%),期末試験(40%)により総合的に評価する.秀,優,良,可,不可の基準は,学修の手引きに従う.
教科書等 教科書:末次 正,堀尾喜彦 著「電子回路基礎ノート」(コロナ社)
参考書:藤井信生 著「アナログ電子回路‐集積回路時代の‐」(昭晃堂)
担当者プロフィール 主に,学習理論,最適化手法,放送および通信システムに関する研究に従事.
研究室:情報科学部棟7階 742研究室

学生の学習指導・支援体制:
授業内容や課題などに関する質問および相談は随時受け付けていますが,研究室を訪ねる場合は授業前後の空き時間や電子メールなどで事前にアポイントメントを取るようにしてください.
講義に関連する実務経験
課題や試験に対するフィードバック 課題,試験問題の解説を講義中に行う.解説ができない場合は模範解答を掲示する.
アクティブ・ラーニング 振り返り
キーワード バイポーラトランジスタ,MOSトランジスタ,演算増幅器,帰還回路
備考 【教職】高一種(情報)