科目名 | パターン認識 | ||
単位数 | 2.0 | ||
担当者 | システム工学専攻 教授 石光俊介 | ||
履修時期 | 後期 | ||
履修対象 | 3年 | ||
講義形態 | 講義 | ||
講義の目的 | パターン認識では、音響信号を対象にした信号処理、解析、特徴抽出、パターン認識を行うことにより、情報科学に必要なそれらの能力を実践的に数学的に理解することを目的としている.授業形態は座学により行う. | ||
到達目標 | 【知能・技能】信号処理、特徴抽出、パターン認識の基礎となる数学や手法を理解できる。【思考力・判断力・表現力】それらを組み合わせることによって解析システム設計ができること【主体性・協働性】システムの設計強化について主体的に取り組むことができること | ||
受講要件 | 線形代数学I、線形代数学II、確率と統計を履修していることが望ましい。 | ||
履修取消の可否 | 可 | ||
履修取消不可の理由 | |||
事前・事後学修 |
パターン認識と共に音の仕組みを少し考えてみてほしい。そして問題意識を持って講義に参加してほしい。 また,講義の最後に演習を行うこともある。 |
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講義内容 |
1.パターン認識序説 2.聴覚の特徴、ヘルムホルツの共鳴説 3.音の印象の統計的評価手法、意味微分法、因子分析 4.心理音響指標、ラウドネス,シャープネスの計算 5.シャノンの標本化定理,たたみ込み演算 6.双一次z変換 7.LMS法とその応用 8.中間まとめ 9.AI、機械学習、ディープニューラルネット概要 10.特徴の正規化と主成分分析,パーセプトロンの学習則とその応用 11.Widrow-Hoffの手法,SVM,K-NN法とその応用 12.ニューラルネットワーク,ベイズの定理 13.隠れマルコフモデルと認識システムの評価 14.音響信号のモデル化と認識 ※上記とは別に学年末試験を実施する. |
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期末試験実施の有無 | 実施する | ||
評価方法・基準 | 中間まとめ30%,学年末試験40%,演習30%にて評価する. | ||
教科書等 |
必要に応じ,資料を配付する 参考書等 石光俊介「サウンドデザイン論」養賢堂(近日発刊),荒木雅弘「フリーソフトで作る音声認識システム」森北出版 |
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担当者プロフィール | システム工学専攻に所属。サウンドデザイン研究室にてサウンドデザインや信号処理など音響に関わる研究を行っている.企業にて音響システムの研究開発を7年間経験し,音響システム関連の特許も持つ. | ||
講義に関連する実務経験 | サウンドデザイン研究室にてサウンドデザインや信号処理など音響に関わる研究を行っている.企業にて音響システムの研究開発を7年間経験し,音響システム関連の特許も持つ. | ||
課題や試験に対するフィードバック | 演習・試験問題の解説については講義冒頭に説明する。また,それぞれの成績についてはWebclassにて連絡する。 | ||
アクティブ・ラーニング | 調査活動,振り返り | ||
キーワード | 数学,音響工学,信号処理,信号解析,統計分析,心理学,生理学,人間工学 | ||
備考 | 【教職】数学 |